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Interstage Studio V12.2.0 解説書
FUJITSU Software

5.6 部品開発

Java言語は、classを定義することであらゆる処理をパッケージ化することができます。作成したclassは、ほかのプログラム(クラス)から使用することができるほか、継承と呼ばれる方法で、元々の機能をもったまま、新しい機能を追加したクラスを作成することができます。つまり、Javaで作成した.classというファイルは、部品のように扱うことができます。

Interstage StudioでのJavaクラス部品の開発手順は"5.1.1 Javaアプリケーション"の開発の場合と同じです。開発したクラス部品は、開発チーム内で参照可能な場所に格納します。部品利用者は、部品の格納場所をCLASSPATHに設定することにより、ソースエディタの入力テンプレート機能を利用して、メソッドの呼出し処理を効率よく記述することができます。