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Enterprise Service Development Platform V1.0.0 チューニングガイド
FUJITSU Software

2.2 チューニング方法

Container Managementのチューニング方法について説明します。

チューニングの対象リソースと種類は以下のとおりです。

Kubernetesクラスタは、Kubernetes masterとKubernetes nodeのコンポーネントで構成され、それぞれ、 Kubernetes masterサーバとKubernetes nodeサーバ上で動作しています。 以下では、各サーバのチューニングについて説明します。

なお、Kubernetes nodeはデフォルトの設定で2つのnode(サーバ)で構成され、各node上でアプリケーションが動作するコンテナが含まれるPod(Application)が動作しています。

Kubernetes nodeの内、1つのnodeが故障した場合は、その上で動作していたPod(Application)は、正常に動作しているnodeにマイグレーションされます。

そのため、Kubernetes nodeサーバは、上記マイグレーションが発生する可能性を考慮して、リソースに余裕を持たせる必要があります。

対象リソース 説明 チューニングの種類
Kubernetesクラスタ Kubernetes masterとKubernetes nodeで構成されるクラスタ

●Kubernetes masterサーバ:

スケールアップ

●Kubernetes nodeサーバ:

スケールアップ

スケールアウト・スケールイン

Pod(Application) アプリケーションが動作するコンテナが含まれるPod

スケールアップ・スケールダウン

スケールアウト・スケールイン