Container Managementのチューニング方法について説明します。
チューニングの対象リソースと種類は以下のとおりです。
Kubernetesクラスタは、Kubernetes masterとKubernetes nodeのコンポーネントで構成され、それぞれ、 Kubernetes masterサーバとKubernetes nodeサーバ上で動作しています。 以下では、各サーバのチューニングについて説明します。
なお、Kubernetes nodeはデフォルトの設定で2つのnode(サーバ)で構成され、各node上でアプリケーションが動作するコンテナが含まれるPod(Application)が動作しています。
Kubernetes nodeの内、1つのnodeが故障した場合は、その上で動作していたPod(Application)は、正常に動作しているnodeにマイグレーションされます。
そのため、Kubernetes nodeサーバは、上記マイグレーションが発生する可能性を考慮して、リソースに余裕を持たせる必要があります。
対象リソース | 説明 | チューニングの種類 |
---|---|---|
Kubernetesクラスタ | Kubernetes masterとKubernetes nodeで構成されるクラスタ |
●Kubernetes masterサーバ: スケールアップ ●Kubernetes nodeサーバ: スケールアップ スケールアウト・スケールイン |
Pod(Application) | アプリケーションが動作するコンテナが含まれるPod |
スケールアップ・スケールダウン スケールアウト・スケールイン |