運用者が事前に準備する必要がある情報について記述します。
運用者は使用するテナントIDを事前に準備します。テナントIDはアプリケーション利用者となるお客様のテナントIDを想定していますが、振分け先やトラフィック制御の分割を行うためであるためユニークなIDであればテナントID以外でも問題ありません。 使用できる文字種については、下記となります。
文字種 |
---|
a-z, 0-9 (半角英数字) |
.(ピリオド) |
- (ハイフン) |
_ (アンダースコア) |
~ (チルダ) |
運用者は使用するAPIキーを事前に準備します。 APIキーは、アプリケーションを利用する利用者を認可する仕組みに使うため、組織単位または利用者単位で作成します。 運用者は、下記のようにmkpasswdコマンド等を使用してAPIキーを作成し、アプリケーション利用者に広報します。 (mkpasswdの場合、-C 0 および-s 0オプションは、英大文字を0個と記号を0個で作成するため必ず指定が必要です。 -lオプションを使用することでAPIキーの長さを変更できます。指定しない場合は9文字となります。)
$ mkpasswd -C 0 -s 0 1lxci5cke $
Ansibleサーバなどでmkpasswdコマンドを使用する場合、下記のようにexpectパッケージのインストールが必要です。
sudo yum -y install expect
作成したAPIキーを登録APIに設定する方法については、「4.3 インターフェース」を参照してください。
運用者はAPI Proxyに登録するAPI情報を準備します。 必要な情報については、「4.1 APIの登録」を参照してください。
トラフィック制御で設定する情報を決定します。 必要な情報については、「4.1 APIの登録」を参照してください。