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Enterprise Service Development Platform V1.0.0 設計ガイド
FUJITSU Software

3.3 API Proxyに関する設定

以下を設定できます。設定方法については、「インストールガイド」を参照してください。

■API Proxy構築時の設定

構築者は、事前に準備された情報をAPI Proxy機能のインベントリファイルに設定します。

各情報を設定するインベントリファイルを以下に示します。

設定情報 設定ファイル
API Proxy情報 /data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/all/api_proxy.yml
ノードリスト(注1) /data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/all/api_proxy/nodes.yml
APIリスト(注1) /data/playbook/inventories/<環境識別子>/group_vars/all/api_proxy/apis.yml

注1) ノードリスト、およびAPIリストの登録・変更・削除については、別のPlaybookで実施します。利用方法については、「操作ガイド」の「API Proxyの利用」-「APIの登録」参照してください。

API Proxy情報の設定項目を以下に示します。

項目 属性 必須 説明
api_proxy_setting - API Proxy構成を示すキーです。
master_server_address 文字列 API Proxy サーバ1のIPアドレスを指定します。
second_server_address 文字列 (注2) API Proxy サーバ2のIPアドレスを指定します。
third_server_address 文字列 (注2) Pgpool-II用Slave専用サーバのIPアドレスを指定します。
db - - Databaseを示すキーです。
version 文字列 -

PostgreSQLのバージョンを指定します。

省略時は"9.6.8"を指定したものと扱います。

user 文字列 -

PostgreSQLの管理ユーザー名を指定します。

省略時は"postgres"を指定したものと扱います。

password 文字列 -

PostgreSQLの管理ユーザーのパスワードを指定します。

省略時は"postgres"を指定したものと扱います。

client_max_body_size 数値 -

リクエストがこの制限を超えた場合、413(Request Entity Too Large)の応答を返します。

指定可能な値は0~1024000Byteです。

省略時は0(制限なし)を指定したものと扱います。

db_update_frequency 数値 -

データベースからプロキシサーバのキャッシュへ反映する間隔を秒単位で指定します。

指定可能な値は0~60です。

省略時は5を指定したものと扱います。

db_cache_ttl 数値 -

キャッシュエンティティの存続時間を秒単位で指定します。

指定可能な値は0~60です。

省略時は0(期限なし)を指定したものと扱います。

注2) 冗長化構成の場合は必須です。

API Proxy情報の設定例を以下に示します。