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Enterprise Service Development Platform V1.0.0 入門ガイド
FUJITSU Software

3.2 チュートリアルで使用するサンプル

インストール用サーバに、本チュートリアルで使用するサンプルアプリケーションが格納されています。

■サンプルの格納場所

/var/FJSGHD/files/sample/sample-develop.tar
sample-develop.tarを任意の開発用端末に転送し、展開して使用して下さい。ただし、開発用端末は以下の条件を満たす必要があります。
  • 「インストールガイド」の「SSL-VPNの接続」の手順が実行可能なWindows端末である。
  • Gitがインストール済みである。
  • Webブラウザが使用できる。

■サンプルの目的

サンプルは、利用者が以下の内容を達成できるよう提供されています。

  • ソースコードをGitLabのリポジトリにコミットすることで、CIパイプラインが実際に動く様子を確認できる。
  • CIパイプラインからSonarQube等のツールが連携できることを確認できる。
  • CIパイプラインによってビルドされた成果物が、GitLabから取得できることがわかる。

■サンプルの仕様

サンプルの仕様は以下のとおりです。

  • Java 8で動作し、実行すると「HelloWorld.」を出力します。
  • Gradle(ビルドツール)でビルドされます。
  • JUnit(ユニットテストフレームワーク)によるテストプログラムが同梱されています。
  • CIパイプラインで以下の動作を行うように、あらかじめ定義されています。
    • アプリケーションのビルド
    • アプリケーションのテスト
    • ビルドしたアプリケーションが実行できるDockerイメージの作成

■サンプルの内容物の概要

フォルダ・ファイル名 説明
gradle

Gradle用の各種ファイルが格納されています

src

アプリケーションとテストプログラムのソースコードが格納されています

.gitlab-ci.yml

CIパイプラインの定義ファイルです

build.gradle

ビルド内容を設定するための定義ファイルです

Dockerfile

Dockerイメージを作成するための定義ファイルです

gradlew

Gradleを実行するためのスクリプトです

settings.gradle

Gradleの設定ファイルです

Readme.md

サンプルについての注意事項等が記載されたReadmeです

■サンプルの免責事項

  • 本サンプルは、入門ガイドにおけるチュートリアルフローの説明を目的としたものであり、この利用で発生したいかなる不利益に関して、一切保証は致しません。
  • 本サンプルは、利用しているライブラリの更新対応も含め、修正は行いません。必要な場合、お客様の責任のもと修正をお願いいたします。
  • 本サンプルに関するお問い合わせについては、提供元までご連絡をお願いいたします。