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Enterprise Postgres 11 Community Edition ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.1.1 前提基本ソフトウェア

FUJITSU Enterprise Postgresを使用するためには、以下に示す基本ソフトウェアのいずれかが必要です。

機能種別

基本ソフトウェア名

Linuxサーバ

  • RHEL6.5(Intel64)以降

  • RHEL7.2以降

  • SLES 12 SP2以降

Linuxクライアント

  • RHEL6.5(Intel64)以降

  • RHEL6.5(x86)以降

  • RHEL7.2以降

  • SLES 12 SP2以降

注意

  • RHEL6の場合は、SELinux (Security-Enhanced Linux) 機能はサポートしていません。

  • PostgreSQLのcontribモジュールであるsepgsqlはRHEL7以降で使用できます。

  • SLES 12にFUJITSU Enterprise Postgresをインストールするためには、Oracle JRE 8が必要です。

  • PL/Python は、Python 2およびPython 3言語の両方をサポートします。しかし、PythonコミュニティにおけるPython 2言語のサポートが2020年までに中止されるため、Python 3言語に基づいたPL/Python(plpython3u)を推奨します。

参考

64ビット製品をインストールする場合は、x86_64のアーキテクチャのパッケージを選択してください。

Linuxクライアントの32ビット製品をインストールする場合は、i386~i686のアーキテクチャのパッケージを選択してください。

  • RHEL6(Intel64)での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。

    パッケージ名

    機能種別

    備考

    Linuxサーバ

    Linuxクライアント

    alsa-lib

    ×

      

    audit-libs

    ×

      

    glibc

    64ビット環境では、glibc.i686も必要になります。

    libgcc

      

    libicu

    ×

    照合サポートを提供します。
    4.2をインストールしてください。

    libselinux

    ×

    sepgsqlに必要です。

    libstdc++

      

    libtool-ltdl

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    ncurses-libs

      

    nss-softokn-freebl

      

    pam

    ×

      

    perl-libs

    ×

    PL/Perlを使用する場合に必要です。
    5.10をインストールしてください。

    python-libs

    ×

    Python 2言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。
    2.6をインストールしてください。

    python34-libs

    ×

    Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。
    3.4をインストールしてください。

    redhat-lsb

      

    tcl

    ×

    PL/Tclを使用する場合に必要です。
    8.5をインストールしてください。

    unixODBC

    ×

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    unzip

      

    xz-libs

      

    zlib

      

    ○:必要
    ×:不要

  • RHEL6(x86)での運用には、以下のパッケージが必要です。

    パッケージ名

    機能種別

    備考

    Linuxサーバ

    Linuxクライアント

    glibc

      

    libgcc

      

    libstdc++

      

    libtool-ltdl

      

    ncurses-libs

      

    nss-softokn-freebl

      

    redhat-lsb

      

    unixODBC

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    unzip

      

    xz-libs

      

    zlib

      

    ○:必要
    -:対象製品なし

  • RHEL7での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。

    パッケージ名

    機能種別

    備考

    Linuxサーバ

    Linuxクライアント

    alsa-lib

    ×

      

    audit-libs

    ×

      

    glibc

    64ビット環境では、glibc.i686も必要になります。

    libgcc

      

    libicu

    ×

    照合サポートを提供します。
    50をインストールしてください。

    libselinux

    ×

    sepgsqlに必要です。

    libstdc++

      

    libtool-ltdl

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    LLVM

    ×

    JITコンパイルを使用する場合に必要です。
    5.0.xをインストールし、共有ライブラリ libLLVM-5.0.soを環境変数 LD_LIBRARY_PATHに追加してください。

    ncurses-libs

      

    net-tools

    ×

      

    nss-softokn-freebl

      

    pam

    ×

      

    perl-libs

    ×

    PL/Perlを使用する場合に必要です。
    5.16をインストールしてください。

    python-libs

    ×

    Python 2言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。
    2.7をインストールしてください。

    rh-python36

    ×

    Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。
    3.6をインストールしてください。

    redhat-lsb

      

    tcl

    ×

    PL/Tclを使用する場合に必要です。
    8.5をインストールしてください。

    unixODBC

    ×

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    unzip

      

    xz-libs

      

    zlib

      

    ○:必要
    ×:不要

  • SLES 12での運用には、以下の表に示すパッケージが必要です。

    パッケージ名

    Linuxサーバ

    Linuxクライアント

    備考

    libicu

    ×

    照合サポートを提供します。
    52をインストールしてください。

    LLVM

    ×

    JITコンパイルを使用する場合に必要です。
    5.0.xをインストールしてください。

    python3

    ×

    Python 3言語に基づいたPL/Pythonを使用する場合に必要です。
    3.4をインストールしてください。

    unixODBC

    ×

    ODBCドライバを使用する場合に必要です。

    ○:必要
    ×:不要