ejb-jarファイルは、EJBに必要なファイルを格納したJARファイルです。ejb-jarファイルには以下のファイルを格納します。
Javaクラスファイル
パッケージ階層にしたがったフォルダ階層に配置します。
Apcoordinatorの設定ファイル
設定ファイルフォルダに配置します。 設定ファイルフォルダについては27.2.2 セションBeanの初期化パラメタの設定を参照してください。
デプロイメント記述 (ejb-jar.xml)
/META-INFに配置します。デプロイメント記述を使用しない場合は不要です。
以下は、ejb-jarファイル内のファイルとフォルダ構造の例です。この例では、ユーザ定義クラスのパッケージ名をejboffice.ejb、設定ファイルフォルダを/ejboffice/ejb/OfficeBean_infとしています。
+-- ejboffice
| +-- ejb
| +-- Office.class (ビジネスインタフェース)
| +-- OfficeBean.class (セションBeanクラス)
| +-- OfficeHandler.class (ビジネスクラス)
| +-- AreaInfoBean.class (データBeanクラス)
| +-- OfficeBean_inf (設定ファイルフォルダ)
| +-- commands.map (コマンドマップ)
+-- META-INF
+-- ejb-jar.xml (デプロイメント記述)注意
Apcoordinatorのライブラリはejb-jarファイルに含めないでください。