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Interstage List Creator V10.6.0 SQL Server Integration Services連携機能編
FUJITSU Software

4.1 帳票出力までの流れ

SSIS連携機能を使用し帳票出力する操作の流れを以下に示します。

図4.1 帳票出力までの流れ

  1. データソースを準備する。

    SSISは以下のようなデータソースを扱えます。

    最適なデータソースを選び入力データを準備します。

    • Excelソース

    • OLE DBソース

    • フラットファイルソース

  2. 帳票定義情報を準備する。

    入力データをどのような帳票に出力するのか決めておく必要があります。

    その帳票定義情報をList Creator デザイナで作成しておきます。

  3. Visual StudioでSSISパッケージを作成する。

    Visual Studio 2017を使用してSSISパッケージを作成します。

    SSISパッケージデザイナ上に前述の“1. データソースを準備する。”で設計したデータソースと、[List Creator変換先]アイテムを配置し関連付けます。また、データソースは必要に応じて各種のデータフロー変換で加工します。SSISパッケージデザイナ上に配置した[List Creator変換先]アイテムのプロパティを設定します。

    [List Creator変換先]アイテムのプロパティの設定については4.2 [List Creator変換先]アイテムのプロパティを参照してください。

  4. SSISパッケージを実行環境に配置する。

    SSISパッケージを配置する前にプロジェクトのビルドまたはリビルトを実行し、SSISパッケージを最新状態にします。ソリューションエクスプローラを使ってSSISパッケージを実行環境に配置します。SSISパッケージの配置方法はSQL Serverに添付のドキュメントなどを参照してください。

    次にList Creatorの帳票資源を配置します。帳票資源の配置については4.3 帳票資源の準備と配置を参照してください。

  5. SSISパッケージを実行する。

    SSISパッケージを実行する方法は以下の方法があります。SSISパッケージの実行方法についてはSQL Serverに添付のドキュメントなどを参照してください。

    • dtexecコマンド プロンプト ユーティリティ

    • dtexecuiユーティリティ

    • SQL Serverエージェントジョブ