SSIS連携機能を使用し帳票出力する操作の流れを以下に示します。
図4.1 帳票出力までの流れ
データソースを準備する。
SSISは以下のようなデータソースを扱えます。
最適なデータソースを選び入力データを準備します。
Excelソース
OLE DBソース
フラットファイルソース
帳票定義情報を準備する。
入力データをどのような帳票に出力するのか決めておく必要があります。
その帳票定義情報をList Creator デザイナで作成しておきます。
Visual StudioでSSISパッケージを作成する。
Visual Studio 2017を使用してSSISパッケージを作成します。
SSISパッケージデザイナ上に前述の“1. データソースを準備する。”で設計したデータソースと、[List Creator変換先]アイテムを配置し関連付けます。また、データソースは必要に応じて各種のデータフロー変換で加工します。SSISパッケージデザイナ上に配置した[List Creator変換先]アイテムのプロパティを設定します。
[List Creator変換先]アイテムのプロパティの設定については“4.2 [List Creator変換先]アイテムのプロパティ”を参照してください。
SSISパッケージを実行環境に配置する。
SSISパッケージを配置する前にプロジェクトのビルドまたはリビルトを実行し、SSISパッケージを最新状態にします。ソリューションエクスプローラを使ってSSISパッケージを実行環境に配置します。SSISパッケージの配置方法はSQL Serverに添付のドキュメントなどを参照してください。
次にList Creatorの帳票資源を配置します。帳票資源の配置については“4.3 帳票資源の準備と配置”を参照してください。
SSISパッケージを実行する。
SSISパッケージを実行する方法は以下の方法があります。SSISパッケージの実行方法についてはSQL Serverに添付のドキュメントなどを参照してください。
dtexecコマンド プロンプト ユーティリティ
dtexecuiユーティリティ
SQL Serverエージェントジョブ