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Interstage List Creator V10.6.0 COBOLアプリケーション連携機能編
FUJITSU Software

3.2.8 PDFメール配信に関する環境変数

COBOLアプリケーション連携機能を利用してPDFメール配信する場合に、必要に応じて設定する環境変数です。

ポイント

LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY

PDFメール配信時に、メールに添付するバイナリファイル名を指定する環境変数です。

アプリケーションサーバに配置したバイナリファイル名を、フルパスで指定します。

なお、複数のファイルを指定する場合、以下のように指定します。

ポイント

  • メールに添付するファイルがテキストファイルの場合は、環境変数LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXTで添付するファイルを指定してください。

以下に、指定例を示します。

アプリケーションサーバがWindowsの場合

例:「c:\tmp」にあるメールに添付するバイナリファイル「sample1.gif、sample2.gif、sample3.gif」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)

SET LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY=c:\tmp\sample1.gif;c:\tmp\sample2.gif;
c:\tmp\sample3.gif

アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合

例:「/home/user1/tmp」にあるメールに添付するバイナリファイル「sample1.gif、sample2.gif、sample3.gif」を指定する場合(Bourneシェルを使用)

LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY=/home/user1/tmp/sample1.gif:/home/user1/tmp/
sample2.gif:/home/user1/tmp/sample3.gif
export LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARY

LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT

PDFメール配信時に、メールに添付するテキストファイル名を指定する環境変数です。

アプリケーションサーバに配置したテキストファイル名を、フルパスで指定します。

なお、複数のファイルを指定する場合、以下のように指定します。

ポイント

  • メールに添付するファイルがテキストファイル以外の場合は、環境変数LM_MLF_ATTACHMENTS_BINARYで添付するファイルを指定してください。

  • この環境変数で指定されたファイルは、以下のように文字コード変換されます。ただし、改行コードは変換されません。

    • 帳票出力サーバがWindowsの場合

      シフトJIS

    • 帳票出力サーバがUNIX系OSの場合

      COBOLアプリケーションをコンパイルしたときに指定した文字コード系

以下に、指定例を示します。

アプリケーションサーバがWindowsの場合

例:「c:\tmp」にあるメールに添付するテキストファイル「text1.txt、text2.txt、text3.txt」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)

SET LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT=c:\tmp\text1.txt;c:\tmp\text2.txt;c:\tmp\text3.txt

アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合

例:「/home/user1/tmp」にあるメールに添付するテキストファイル「text1.txt、text2.txt、text3.txt」を指定する場合(Bourneシェルを使用)

LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT=/home/user1/tmp/text1.txt:/home/user1/tmp/text2.txt:
/home/user1/tmp/text3.txt
export LM_MLF_ATTACHMENTS_TEXT

LM_MLF_TEXTTEMPLATE

PDFメール配信時に使用するメールのテンプレートファイル名を指定する環境変数です。

List Creatorでは、PDFファイルをメールで配信する際に、テンプレートファイルを利用してメールを送信することができます。

アプリケーションサーバに配置したメールのテンプレートファイル名を、フルパスで指定します。

ポイント

  • メールのテンプレートファイルの詳細については、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。

以下に、指定例を示します。

アプリケーションサーバがWindowsの場合

例:「c:\tmp」にあるメールのテンプレートファイル「template.txt」を指定する場合(コマンドプロンプトを使用)

SET LM_MLF_TEXTTEMPLATE=c:\tmp\template.txt

アプリケーションサーバがUNIX系OSの場合

例:「/home/user1/tmp」にあるメールのテンプレートファイル「template.txt」を指定する場合(Bourneシェルを使用)

LM_MLF_TEXTTEMPLATE=/home/user1/tmp/template.txt
export LM_MLF_TEXTTEMPLATE