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Interstage List Creator V10.6.0 COBOLアプリケーション連携機能編
FUJITSU Software

3.1.2 コネクタ連携情報

帳票出力時に指定できるコネクタ連携情報の指定項目、および指定の優先順序について示します。

コネクタ連携情報は、以下の方法で指定します。

以下に、各方法で指定できる機能と優先順序について示します。

3.1.2.1 環境変数で指定できる情報

環境変数で指定できる機能、および指定の優先順序について示します。

表3.4 コネクタ連携情報(環境変数)で指定できる機能と指定の優先順序

情報種別

環境変数名

情報の内容

帳票定義情報での指定(*1)

【帳票出力時の指定種別】
環境変数:
COBOLアプリケーションの
実行環境で指定する環境変数

環境
変数

出力属性
ファイル

コネクタ連携情報

LM_HOSTNAME

(*2)

コネクタ連携時の通信対象コンピュータ名

(1)

(2)

LM_FORMSENDMODE

(*3)

帳票定義情報の転送指定

(1)

(2)

LM_MEDIASENDMODE

組込みメディアの転送指定

(1)

(2)

LM_WORKDIR

コネクタ連携時の作業ディレクトリ

○:指定可能

-:指定不可または指定無効

(1)~(2):
複数の方法で指定できる機能の帳票出力時の優先順序です。
(1)が最優先となり、以降は番号が小さい順に指定が有効になります。

*1:
帳票定義情報は、FORMまたはPowerFORMで設計した帳票定義体、および画面帳票定義体のことです。

*2:
コネクタ連携時の通信対象コンピュータ名は、この環境変数または出力属性ファイルで必ず指定してください。

*3:
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、プリンタにFM出力、またはFNP出力する際は、必ず、帳票出力サーバに帳票定義情報を配置し、帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送しない指定を行ってください。帳票定義情報をアプリケーションサーバに配置し、帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送するを指定した場合、オーバレイが印刷されない、または違うオーバレイが印刷されることがあります。

3.1.2.2 出力属性ファイルで指定できる情報

出力属性ファイルで指定できる機能、および指定の優先順序について示します。

表3.5 コネクタ連携情報(出力属性ファイル)で指定できる機能と指定の優先順序

情報種別

出力属性ファイルのキーワード

情報の内容

帳票定義情報での指定(*1)

【帳票出力時の指定種別】
環境変数:
COBOLアプリケーションの
実行環境で指定する環境変数

出力属性
ファイル

環境変数

コネクタ連携情報

HOSTNAME(*2)

コネクタ連携時の通信対象コンピュータ名

(2)

(1)

FORMSENDMODE

(*3)

帳票定義情報の転送指定

(2)

(1)

MEDIASENDMODE

組込みメディアの転送指定

(2)

(1)

OUT_MEDDIR(*4)

帳票出力サーバの定義体格納ディレクトリ

OUT_OVLPDIR(*4)

帳票出力サーバのオーバレイパターン格納ディレクトリ

OUT_MEDIADIR(*4)

帳票出力サーバの組込みメディア格納ディレクトリ

○:指定可能

-:指定不可または指定無効

(1)~(2):
複数の方法で指定できる機能の帳票出力時の優先順序です。
(1)が最優先となり、以降は番号が小さい順に指定が有効になります。

*1:
帳票定義情報は、FORMまたはPowerFORMで設計した帳票定義体、および画面帳票定義体のことです。

*2:
環境変数または出力属性ファイルで必ず指定してください。

*3:
帳票出力サーバがUNIX系OSの場合、プリンタにFM出力、またはFNP出力する際は、必ず、帳票出力サーバに帳票定義情報を配置し、帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送しない指定を行ってください。帳票定義情報をアプリケーションサーバに配置し、帳票出力時に、帳票定義情報をアプリケーションサーバから帳票出力サーバに転送するを指定した場合、オーバレイが印刷されない、または違うオーバレイが印刷されることがあります。

*4:
帳票資源の格納先ディレクトリを指定する場合には、注意が必要です。詳細については、以下を参照してください。
⇒“2.5.2.2 帳票資源を配置するときの注意事項