OCR認識画面において、認識された文字列の修正を行ったあとに[認識]-[認識実行]を選択すると文字の再認識処理が行われ、修正がすべて無効となります。そのため、文字列の修正は認識実行後に実施してください。文字列の修正は、すべての認識実行を完了してから行うと効率的です。
OCR認識画面において、[認識属性設定画面]の[文字認識方法の設定]タブで[文字列方向]の[横]および[縦]の両方をチェックすると、横長の認識領域に複数行の文字列がある場合でも縦文字として認識されます。縦方向の文字列が多い場合だけ、[縦]をチェックしてください。縦に認識された横方向の文字は、List Creator デザイナの帳票様式定義で修正してください。
半角カタカナは、全角カタカナとして認識される場合があります。また、OCR認識画面で半角カタカナを入力しても、オーバレイ、および帳票には全角カタカナとして格納される場合があります。
OCR認識画面で以下の文字を入力しても、オーバレイ、および帳票には「?」で格納されます。
オーバレイ、および帳票で図形として認識された領域の文字は、文字としては認識されません。
Charset Managerがインストールされている場合、変換仕様変更ユーティリティのJEF変換タイプを「字形重視」に設定してください。JEF変換タイプを「領域重視」に設定した場合、丸付き数字1やなどの文字が変換されません。詳細については、Charset Managerのオンラインマニュアルを参照してください。