XML形式の入力データをマルチフォーム出力する場合は、 XMLデータをマルチフォームタグ<FjLCForm>で囲み、出力する帳票名を属性 nameで指定します。
注意
マルチフォームタグ<FjLCForm>は、XMLファイル内で指定します。帳票様式定義時、<FjLCForm>というタグを使用しないでください。
以下に、2つの帳票を別々に出力する場合のXMLデータと、それをマルチフォーム出力する場合のXMLデータの例を示します。
●2つの帳票を別々に出力する場合
XMLデータを 2つ作成し、2つの帳票を別々に出力します。
帳票「請求書」用データ
<請求書>
<郵便番号>0000000</郵便番号>
<住所>神奈川県川崎市中原区上小田中X-X-X</住所>
<請求先>△△△△電気</請求先>
<請求日>20031221</請求日>
</請求書>帳票「明細書」用データ
<明細書>
<請求先>△△△△電気</請求先>
<請求日>20031221</請求日>
<伝票番号>301</伝票番号>
<担当者コード>005</担当者コード>
<明細>
<商品コード>0020</商品コード>
<商品名>カラーテレビ</商品名>
<個数>3</個数>
<単価>120000</単価>
</明細>
<明細>
<商品コード>0022</商品コード>
<商品名>カラオケセット</商品名>
<個数>1</個数>
<単価>82000</単価>
</明細>
<明細>
<商品コード>0100</商品コード>
<商品名>電気掃除機</商品名>
<個数>2</個数>
<単価>23000</単価>
</明細>
</明細書>●2つの帳票をマルチフォーム出力する場合
2つ分のデータをひとまとめにしたXMLデータを1つ作成し、1つの帳票として出力します。
各XMLデータをマルチフォームタグで囲みます。また帳票名をマルチフォームタグの属性 nameで指定します。マルチフォームタグの子要素に帳票様式定義で定義したデータルートを記述してください。
マルチフォームタグは、XMLルート配下に記述します。
<XMLルート>
<FjLCForm name="請求書">
<請求書>
<郵便番号>0000000</郵便番号>
<住所>神奈川県川崎市中原区上小田中X-X-X</住所>
<請求先>△△△△電気</請求先>
<請求日>20031221</請求日>
</請求書>
</FjLCForm>
<FjLCForm name="明細書">
<明細書>
<請求先>△△△△電気</請求先>
<請求日>20031221</請求日>
<伝票番号>301</伝票番号>
<担当者コード>005</担当者コード>
<明細>
<商品コード>0020</商品コード>
<商品名>カラーテレビ</商品名>
<個数>3</個数>
<単価>120000</単価>
</明細>
<明細>
<商品コード>0022</商品コード>
<商品名>カラオケセット</商品名>
<個数>1</個数>
<単価>82000</単価>
</明細>
<明細>
<商品コード>0100</商品コード>
<商品名>電気掃除機</商品名>
<個数>2</個数>
<単価>23000</単価>
</明細>
</明細書>
</FjLCForm>
</XMLルート>