以下の表は、VCIのデータをバッファキャッシュ上にロードするために使用する関数を示しています。
名前 | 戻り型 | 説明 |
---|---|---|
pgx_prewarm_vci(vci_index regclass) | int8 | VCIデータをバッファキャッシュ上にロードする |
pgx_prewarm_vciは、指定したVCIのデータをバッファキャッシュ上にロードし、ロードしたVCIデータのブロック数を返却します。
インスタンス起動直後は、VCIデータがバッファキャッシュ上に読み込まれていないため、VCIを使用した集計処理に時間が掛かる場合があります。そのため、インスタンス起動後にpgx_prewarm_vciを実行することにより、1回目の集計処理を高速化することができます。
また、pgx_prewarm_vciが返却するブロック数と1ブロックのサイズを掛け合わせて使用することで、事前ロードで使用するメモリ使用量を確認することができます。
VCIインデックスに対する参照権限、およびpg_prewarm関数の実行権限がない場合は、本関数を実行できません。