以下の手順に従ってスタンバイインスタンスを作成してください。
[インスタンス]タブで、スタンバイインスタンスの作成元インスタンスを選択します。
をクリックします。
作成するスタンバイインスタンスの情報を入力します。以下は、インスタンス"inst1"からスタンバイインスタンスを作る例です。
選択されたインスタンスの名前、ホストアドレスおよびポートは、簡単に参照できるようにすでに表示されています。
以下の項目を入力します。
[場所]:現ユーザーがログインしているサーバにインスタンスを作成するか、リモートサーバに作成するかを設定します。初期設定は"ローカル"です。"ローカル"は、WebAdminが現在起動しているサーバマシンにインスタンスを作成します。
[レプリケーションクレデンシャル]:マスタインスタンスに接続するために、スタンバイインスタンスのユーザー名とパスワードが必要です。ユーザー名とパスワードは入力するか、ウォレットから選択することができます。ウォレットエントリー作成の詳細は、“付録G WebAdminウォレット”を参照してください。
[インスタンス名]:作成するスタンバイデータベースインスタンス名
以下の条件に従って設定してください。
最大16文字
先頭文字はASCII英字
他の文字はASCII英数字
[インスタンスポート]:スタンバイデータベースインスタンスのポート番号
[ホストIPアドレス]: スタンバイインスタンスが作成されるサーバマシンのIPアドレス。スタンバイインスタンスがマスタインスタンスに接続するよう設定をするために必要な情報です。
[データ格納パス]:データベースのデータ格納先ディレクトリ
[バックアップ格納パス]:データベースのバックアップ格納先ディレクトリ
[トランザクションログのパス]:トランザクションログの格納先ディレクトリ
[エンコード]:データベースの符号化方式
[レプリケーションモード]:作成されるスタンバイインスタンスの複製モード("非同期"または"同期")
[アプリケーション名]:マスタインスタンスに対するスタンバイインスタンスの特定に使用する参照名。
以下の条件に従って設定してください。
最大16文字
先頭文字はASCII英字
他の文字はASCII英数字
をクリックしてスタンバイインスタンスを作成します。
スタンバイインスタンスが作成できたら、[インスタンス]タブで"inst1s"を選択します。以下のページが表示されます。
注意
WebAdminでは、スタンバイインスタンスはバックアップができません。そのため、とアイコンは無効になり、[バックアップ格納ステータス]と[バックアップ時間]には数値が表示されません。
WebAdminを使ってMirroring Controllerを管理する場合は、スタンバイインスタンスで下記メッセージがサーバログおよびシステムログに出力される場合があります。本メッセージが出力された場合でも、インスタンスは正常に運用できており、対処は不要です。
ERROR: pgx_rcvall failed (16491) ERROR: pgx_rcvall: backup of the database has not yet been performed, or an incorrect backup storage directory was specified