セションBeanの配備に関する一般的な説明は26.1 配備を参照してください。ここでは、Java EEに固有の事項について説明します。
配備時は、配備ツールで以下のライブラリが参照できるように、クラスパスを設定する必要があります。これらのJARファイルのインストール先は13.1 アプリケーションに必要なApcoordinatorのファイルを参照してください。
uji.jar
ujiejb3.jar
Interstageでの配備方法については、26.3 Interstage使用時のセションBeanの環境設定を参照してください。
注意
ujiejb.jarはクラスパスに設定しないでください。
EJBコンテナのクラスパスの設定
Apcoordinatorが提供する以下のライブラリをEJBコンテナのクラスパスに設定します。これらのJARファイルのインストール先は13.1 アプリケーションに必要なApcoordinatorのファイルを参照してください。
uji.jar
ujiejb3.jar
Interstageでのクラスパスの設定方法については、26.3 Interstage使用時のセションBeanの環境設定を参照してください。
注意
Apcoordinatorのライブラリはejb-jarファイルやEARファイルに含めないでください。
ujiejb.jarはクラスパスに設定しないでください。
Interstage使用時のセションBeanの環境設定
Interstageの実行環境の設定は、Java EE管理コンソールまたはasadminコマンドを利用して行います。詳細は、以下のマニュアルを参照してください。
Java EE管理コンソールのヘルプ
Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイドの「IJServerクラスタで使用するクラスの設定について」と「アプリケーションの配備」
ここでは、Java EE管理コンソールを利用した設定方法の概略を説明します。
Interstage Studioを使って開発する場合は、サーバービューからJava EE管理コンソールを起動することにより、以下で説明する設定をInterstage Studio上で行うことができます。
IJServerのクラスパスの設定
セションBeanを実行するIJServerクラスタのクラスパスのサフィックスにuji.jarとujiejb3.jarを指定します。1行に1個のJARを記述します。uji.jarとujiejb3.jarのインストール先は13.1 アプリケーションに必要なApcoordinatorのファイルを参照してください。以下は設定例です。
C:\Interstage\APC\lib\uji.jar C:\Interstage\APC\lib\ujiejb3.jar |
/opt/FJSVwebc/lib/uji.jar /opt/FJSVbcco/lib/ujiejb3.jar |
配備
配備先のIJServerクラスタを選択し[配備]タブを選択するとアプリケーションを配備するための画面が表示されます。ここで、配備ファイルとして、ejb-jarファイル、または、ejb-jarファイルを含んだEARファイルを指定して[配備]をクリックします。
注意
Interstageが提供するHotDeploy機能は使用できません。