ejb-jarファイルは、EJBに必要なファイルを格納したJARファイルです。ejb-jarファイルには以下のファイルを格納します。
Javaクラスファイル
パッケージ階層にしたがったフォルダ階層に配置します。
Apcoordinatorの設定ファイル
設定ファイルフォルダに配置します。 設定ファイルフォルダについては33.2.2 セションBeanの初期化パラメタの設定を参照してください。
デプロイメント記述 (ejb-jar.xml)
/META-INFに配置します。デプロイメント記述を使用しない場合は不要です。
以下は、ejb-jarファイル内のファイルとフォルダ構造の例です。この例では、ユーザ定義クラスのパッケージ名をejboffice.ejb、設定ファイルフォルダを/ejboffice/ejb/OfficeBean_infとしています。
+-- ejboffice | +-- ejb | +-- Office.class (ビジネスインタフェース) | +-- OfficeBean.class (セションBeanクラス) | +-- OfficeHandler.class (ビジネスクラス) | +-- AreaInfoBean.class (データBeanクラス) | +-- OfficeBean_inf (設定ファイルフォルダ) | +-- commands.map (コマンドマップ) +-- META-INF +-- ejb-jar.xml (デプロイメント記述)
注意
Apcoordinatorのライブラリはejb-jarファイルに含めないでください。