Interstage Studioでは、Webcoordinatorアプリケーションを効率的に開発するウィザード機能を提供しています。 実際の使用例はチュートリアルを参照してください。
Webアプリケーション(Apcoordinator)プロジェクト作成
Interstage StudioでApcoordinatorのWebアプリケーションプロジェクトを定義することで、Interstage Studio上で構築・デバッグが可能になります。 ApcoordinatorのWebアプリケーションプロジェクトウィザードでは以下の機能を提供します。各クラスの詳細は“17.1.1 Webcoordinatorのセション管理”を参照してください。
ファクトリクラス、アプリケーションクラス、セションクラスの自動作成
エラーページの自動作成
ujiall.tldの複写、web.xmlの作成
この操作をすることで、以下が可能になります。
構築
デバッグ
クラス情報の参照
注意
タグライブラリファイルujiall.tldはデバッグのためにプロジェクト内に配置しますが、更新しないでください。
データBean作成
データBean作成ウィザードでは、データBeanのプロパティ名と型を入力することで、データBeanを作成することができます。
注意
データBean(Apcoordinator)ウィザードで、既存のデータBeanのソースファイルを参照し、パッケージ名またはクラス名を変更して新規のデータBeanを作成した場合、次の現象が発生する場合があります。
プリミティブ型でないプロパティに対して新しいインスタンスを作るかどうかが参照したソースファイルと異なった設定になる場合があります。
既存のソースファイル中に記述されているユーザの処理内容は、新規作成したソースファイルに反映されません。
既存のデータBeanを参照してパッケージ名またはクラス名の異なるデータBeanを作成する場合は、[パッケージエクスプローラ]で、ソースファイルの[コピー]または[名前変更]を実行してください。
入出力ページの作成
入出力ページ作成ウィザードでは、以下の機能を持っています。
データBeanのプロパティに対応する項目を画面に生成します。
ページマップを更新して、ページを追加します。
注意
富士通XMLプロセッサがインストールされていない場合、ページマップファイルをweb.xmlで指定すると、以下のメッセージが出力され、pages.mapファイルが生成されます。
"富士通XMLプロセッサがインストールされていないため、pages.mapの格納場所を特定できません。デフォルトのpages.mapを作成します。"
アプリケーションを正しく実行するには、生成されたpages.mapの内容を正しいページマップファイルに追加してください。
また、入出力ページ(Apcoordinator)ウィザードで正しいページマップファイルを更新するには、製品に付属の富士通XMLプロセッサをインストールしてください。
ビジネスクラスの作成
ビジネスクラス作成ウィザードでは、以下の機能を持っています。
Apcoordinatorインタフェースを持つメソッドを自動生成します。
コマンドマップを更新して、メソッドを追加します。
注意
ビジネスクラス(Apcoordinator)ウィザードで、既存のビジネスクラスのソースファイルを参照し、パッケージ名またはクラス名を変更して新規のビジネスクラスを作成した場合、既存のソースファイル中の記述されているユーザの処理内容は、新規作成したソースファイルに反映されません。
既存のビジネスクラスを参照してパッケージ名またはクラス名の異なるビジネスクラスを作成する場合は、[パッケージエクスプローラ]で、ソースファイルの[コピー]または[名前変更]を実行してください。
富士通XMLプロセッサがインストールされていない場合、コマンドマップファイルをweb.xmlで指定すると、ビジネスクラス(Apcoordinator)ウィザードの終了時に以下のメッセージが出力され、commands.mapファイルが生成されます。
"富士通XMLプロセッサがインストールされていないため、commands.mapファイルの格納場所が特定できません。デフォルトの位置に commands.mapを作成します。"
アプリケーションを正しく実行するには、生成されたcommands.mapの内容を正しいコマンドマップファイルに追加してください。
また、ビジネスクラス(Apcoordinator)ウィザードで 正しいコマンドマップファイルを更新するには、製品に付属の富士通XMLプロセッサをインストールしてください。
富士通XMLプロセッサがインストールされていない場合、ビジネスクラス(Apcoordinator)ウィザードで[参照]ボタンをクリックし、拡張コマンドマップファイルを参照すると、以下のメッセージが出力され、参照することができません。
"富士通XMLプロセッサがインストールされていないため、コマンドスクリプティングの参照はできません。"
拡張コマンドマップファイルに指定したビジネスクラスを、ビジネスクラス(Apcoordinator)ウィザードで 正しく更新するには、製品に付属の富士通XMLプロセッサをインストールしてください。
コマンドスクリプティングの作成
コマンドスクリプティングは、ビジネスクラス作成ウィザードで作成できます。指定された入力データとコマンドに応じて、entryタグを自動生成します。
テンプレート
データベース連携機能を使用する場合、SQL文の入力を支援するテンプレートが利用できます。
構築
構築によって、JSPのスクリプトレット記述やタグの記述についてもエラーチェックができます。
注意
JavaScript記述は構築によるエラーチェックはできません。
関係定義チェック
アプリケーションの構築時にページマップ、コマンドマップに記述したクラスの存在確認をします。ページマップ、コマンドマップを手作業で編集した場合に有効です。
注意
富士通XMLプロセッサがインストールされていない場合、以下の項目はチェックされません。
入出力ページのUJIタグ、INPUTタグのコマンド存在チェック
web.xmlに指定されたページマップファイルに関するチェック
web.xmlに指定されたコマンドマップファイルに関するチェック
EJBプロジェクトのコマンドマップファイルに関するチェック
拡張コマンドマップ形式チェック
上記の項目についてチェックしたい場合は、製品に付属の富士通XMLプロセッサをインストールしてください。
デバッグ
Interstage Studioでは、2通りのデバッグ方法を提供しています。
ローカルマシンのInterstrage ワークユニット上でデバッグする。
サーバマシンのInterstage ワークユニット上でデバッグする。