Apcoordinatorのフレームワークを利用して、以下のアプリケーションを開発できます。
Servlet 2.5、JSP 2.1に準拠したWebアプリケーション
EJB 3.0に準拠したEJBアプリケーション(セションBean)
Webアプリケーション
以下の点を除いて、J2EEに準拠したWebアプリケーションを開発する場合と同じです。 J2EEに準拠したWebアプリケーションの開発方法は第3部 Webアプリケーションの開発を参照してください。
Webアプリケーション環境定義ファイル(web.xml)
Java EEの仕様にしたがって記述します。以下は記述例です。太字はJ2EE (Servlet 2.4)と異なる部分です。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <web-app xmlns="http://java.sun.com/xml/ns/javaee"
xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
xsi:schemaLocation="http://java.sun.com/xml/ns/javaee http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_2_5.xsd"
xmlns:web="http://java.sun.com/xml/ns/javaee/web-app_2_5.xsd"
version="2.5"> <context-param> <param-name>factory</param-name> <param-value>sample.SampleFactory</param-value> </context-param> <servlet> <servlet-name>download</servlet-name> <servlet-class>sample.DownloadServlet</servlet-class> </servlet> <servlet-mapping> <servlet-name>download</servlet-name> <url-pattern>/download</url-pattern> </servlet-mapping> <jsp-config> <taglib> <taglib-uri>uji-taglib</taglib-uri> <taglib-location>/WEB-INF/ujiall.tld</taglib-location> </taglib> </jsp-config> </web-app>
EJBアプリケーション
EJBを利用したアプリケーションの開発は以下の2つに分けられます。どちらもApcoordinatorを利用できます。
セションBeanの開発
Apcoordinatorのフレームワークを使用してセションBeanを開発できます。詳細は、33.2 EJBアプリケーションの開発を参照してください。
EJBを呼び出すアプリケーションの開発
ApcoordinatorはEJBを呼び出す機能を提供しています。詳細は、33.3 EJBの呼び出しを参照してください。
アプリケーションに共通の注意事項
トランザクション管理機能を以下の組み合わせで使用する場合、トランザクションが利用可能なアプリケーションの種別とリソースについては、Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイドの「トランザクションサービス」と「トランザクション制御」を参照してください。
UserTransactionインタフェースによるトランザクション制御を選択
アプリケーションサーバとしてInterstageを使用
開発時と実行時に必要となるソフトウェアについては、33.4 開発時および実行時に必要なソフトウェアを参照してください。
Apcoordinatorが提供している一部の機能は利用できません。詳細は33.5 Java EEで提供されない機能を参照してください。