エラーメッセージ
MpJobsch: ERROR: write() File too large |
MpJobsch: ERROR: 0037: The daemon failed to write job net output information. |
対象バージョンレベル
Solaris版:5.0以降
Linux版:5.2、V10.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:5.1以降
AIX版:5.1以降
DS版:V20L10
対処
確認ポイント
ジョブの前回履歴ファイルに2GBを超えて書き込むような、大量出力をジョブで実施していませんか
[ジョブの前回履歴ファイル]
データベースディレクトリ配下の“プロジェクト名_ジョブネット名.log”(注)
注) V13.3.0以降の場合のファイル名は、プロジェクト名_ジョブネット名_nn.log(nnは任意の数字)
原因
ファイルサイズが2GBを超えると、write()システムコールが“File too large”でエラー復帰します。
ジョブの前回履歴ファイルは、標準出力、標準エラー出力をそれぞれの一時ファイルへ書き出し、ジョブの終了時点で結合します。このジョブの前回履歴ファイルに結合する際に、2GBを超える場合にも発生します。ファイルサイズが2GBを超えた場合、処理は継続しますが、ジョブの前回履歴の内容を参照することができません。
対処方法
前回履歴ファイルのサイズは、拡張することができません。ファイルのサイズが2GBを超えないようにしてください。
例えば、[登録-ジョブ]ウィンドウで[標準出力/エラー出力を保存しない]オプションをチェックする、またはジョブが出力するログの量を削減するなど、ジョブの前回履歴ファイルが2GBを超えないよう、考慮してください。
参考
ジョブの前回履歴ファイルはジョブネット単位で作成されます。