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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

4.5.1 無効操作をしていないジョブネットがガントチャートで“無効状態”と表示される

対象バージョンレベル

対処

確認ポイント

[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートの、[時刻起動]で指定した時刻にSystemwalker Operation Managerサーバが停止していてジョブネットが起動できず、かつ[電源未投入時の処置として電源投入時に起動]が指定されていない状態ではありませんか

対処方法

対処は特に必要ありません。

説明

[ジョブネットのプロパティ]ウィンドウ-[基本情報]シートにおいて、[時刻起動]条件が1つしか指定されていない場合、[電源未投入時の処置として、電源投入時に起動]を選択することが可能です。

[時刻起動]条件で指定した時間に、Systemwalker Operation Managerのサーバが停止しており、ジョブネットを起動することができなかった場合の動作として、[電源未投入時の処置として、電源投入時に起動]が指定されているかどうかによって、ジョブネットの動作が変化します。

[電源未投入時の処置として、電源投入時に起動]が指定されている場合は、その後のSystemwalker Operation Managerサーバの起動時に、遅れてジョブネットが起動されますが、指定されていない場合は、ジョブネットの起動予定が無視され、そのジョブネットは起動されません。

Systemwalker Operation Managerサーバが停止していたため、起動することができなかったジョブネットは、ガントチャート上で容易に判別できるよう、当初の起動予定日時の位置に、“無効”状態と同一色で表示されます。

このジョブネットは実際には無効状態となっているわけではなく、起動予定が無視されたため動かなかったことを表しています。実際に、ジョブネットが“無効”状態に変化しているわけではないため、何も対処を実施する必要はありません(無効解除操作などの対処は必要ありません)。

ポイント

表示上の“無効”と無効操作を行った場合の“無効”の見分け方

Systemwalker Operation Managerサーバが停止していたため、起動することができなかったジョブネットの表示上の“無効”は以下のように表示されており、実際に無効操作を行った場合の“無効”と区別することができます。

  • ガントチャート上の現在時刻表示より左がわの位置に帯が表示されている

  • [ジョブネットの管理]ウィンドウでジョブネットの状態を確認したとき“無効状態”になっていない

実際に無効操作を行った場合は、以下のように表示されます。

  • [ジョブネットの管理]ウィンドウでジョブネットの状態を確認したとき“無効状態”になっている