機能説明
本コマンドは、ServerView Operations Manager シングル・サインオン環境と連携するための設定を行うコマンドです。
記述形式
mpsetssoinfoc | { SET SVSSO -h <hostname> [-p <portnumber>] | DELETE SVSSO | REFER SVSSO } |
オプション
ServerView Operations Managerシングル・サインオン環境との連携を行います。以下のパラメタ指定が可能です。
ServerView Operations ManagerのFQDNを指定します。
ServerView Resource Orchestrator 管理サーバのインストール時に、hostsファイルに定義した管理サーバのFQDNを指定してください。
省略はできません。
ServerView Operations Managerの認証用URLのポート番号を指定します。
省略した場合は、「3170」が指定されます。
ServerView Operations Managerシングル・サインオン環境との連携を解除します。
ServerView Operations Managerシングル・サインオン環境との連携設定を表示します。
復帰値
コマンドが正常終了しました。
コマンドが異常終了しました。
コマンド格納場所
Windows | Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\mpaclmgr\bin |
UNIX | /opt/FJSVfwsec/bin |
実行に必要な権限/実行環境
運用管理サーバで実行可能です。
【Windows版】
Administrator権限が必要です。
【UNIX版】
システム管理者(スーパーユーザ)権限が必要です。
注意事項
コマンド実行後は、設定を反映させるために、pcentricmgrコマンド/scentricmgrコマンドで、Systemwalker Centric Managerサービス/デーモンを再起動してください。
なお、Systemwalker Operation Managerが同一マシンにインストールされている環境では、必ず/aオプション(UNIX版は-aオプション)を指定して、Systemwalker Operation Managerのサービスも同時に再起動してください。
Solaris版では、本コマンドを実行することはできません。
使用例
ホスト名を「svom.fujitsu.com」、ポート番号を「13170」として、ServerView Operations Manager連携設定を行う。
mpsetssoinfoc SET SVSSO -h "svom.fujitsu.com" -p 13170
ServerView Operations Manager連携を解除する。
mpsetssoinfoc DELETE SVSSO
ServerView Operations Manager連携設定を表示する。
mpsetssoinfoc REFER SVSSO
実行結果/出力形式
コマンド正常終了(復帰値:0)の場合
以下の形式で標準出力に出力されます
SET SVSSOオプションの例
MpSSO: INFO: 10000: ServerView Operations Manager シングル・サインオンの連携設定を開始しました。 MpSSO: INFO: 10001: ServerView Operations Manager シングル・サインオンの連携設定が正常に終了しました。
REFER SVSSOオプションの例
MpSSO: INFO: 10200: ServerView Operations Manager シングル・サインオンの連携設定表示を開始しました。 設定状態 :有効 ホスト名 :svom.fujitsu.com ポート番号 :3170 MpSSO: INFO: 10201: ServerView Operations Manager シングル・サインオンの連携設定表示が正常に終了しました。
コマンド異常終了(復帰値:0以外)の場合
以下の形式で標準出力に出力されます(SET SVSSOオプションの例)
MpSSO: INFO: 10000: ServerView Operations Manager シングル・サインオンの連携設定を開始しました。 <エラーメッセージ> MpSSO: ERROR: 50000: ServerView Operations Manager シングル・サインオンの連携設定に失敗しました。