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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編(互換用)
FUJITSU Software

15.6.2 デプロイ方式の場合

接続性の調査

監視サーバから被監視システムに対してTELNET/SSHおよびFTP/SCPによる接続が可能か確認します。以下で使用する「HOSTNAME」は、監視ポリシーにおいて、監視対象のシステムに指定した名前と同じホスト名を指定してください。

TELNET

非デプロイ方式の「TELNET」の調査方法に同じ。

SSH

非デプロイ方式の「SSH」の調査方法に同じ。

FTP

以下のコマンドを被監視システムより実行し、監視サーバ(運用管理サーバ/部門管理サーバ)へのログイン処理を確認します。

ftp HOSTNAME

次のように、「ログインID」、「パスワード」などの問い合わせがあります

# ftp HOSTNAME
Connected to HOSTNAME
220 HOSTNAME FTP server ready.
Name (HOSTNAME:root): root
331 Password required for root.
Password:
ftp>

接続が失敗する場合、以下のことを確認してください。

  • 被監視システムへのネットワークが正しく接続されていること。

  • インストールレス型エージェント監視の監視ポリシーで定義した情報が正しいこと。

SCP

非デプロイ方式の「SSH」の調査方法に同じ。

ログ採取による調査

監視サーバ側

インストールレス型エージェントを使用中にトラブルが発生した場合、swcolinf(保守情報収集コマンド)または保守情報収集ツールを使用して、対処に必要な情報を収集します。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

被監視システム側

監視ポリシーのインストールレス型エージェント監視画面において、[通信環境]タブの[デプロイ先のパス]に指定したパス配下に格納されているファイルをすべて手動で採取します。

モジュール格納先ディレクトリが削除されなかった場合

デプロイ方式でインベントリ収集を実施する場合、被監視システムの以下のディレクトリにインベントリ収集に必要なモジュールを一時的に格納します。

<デプロイ先のパス>\<監視サーバ名>

デプロイ先のパス:

[インストールレス型エージェント監視]画面の[デプロイ先のパス]で指定するパス

監視サーバ名:

[インストールレス型エージェント監視]画面の[監視サーバ名]で指定するサーバ

インベントリ収集後も、モジュール格納先ディレクトリが残っている場合は、手動で削除してください。