Systemwalker Centric Manager 導入手引書

B.2.2 運用管理サーバで使用する機能により必要なポート設定

使用する機能により通信の許可が必要になる通信ポートを以下に示します。

ポート設定のイメージについては、“ファイアウォール機能に対して必要な通信を許可するためのポート設定”を参照してください。

機能	待受ポート
ネットワーク管理 SNMPトラップの監視	162/udp
ネットワーク管理 ノードの自動検出 稼働状態の監視 ノード状態の表示 DHCPクライアントの監視 ノード状態の監視 仮想ノードの監視	5971/tcp
インベントリ管理 インベントリ情報の管理	9396/tcp (注1)
インベントリ管理 インベントリ情報の通知	1105/tcp (注2)
Systemwalker Webコンソール	9800/tcp (注3)
資源配付 サーバへの資源の配付	9324/tcp
資源配付 クライアントへの資源の配付/GUI通信	9231/tcp
資源配付 HTTP通信を用いたサーバへの資源の配付	9394/tcp
資源配付 HTTP通信を用いたクライアントへの資源の配付	9393/tcp
資源配付 HTTPS通信を用いたサーバへの資源の配付	9398/tcp
資源配付 HTTPS通信を用いたクライアントへの資源の配付	9399/tcp
イベント監視 イベント監視（定義GUI）	9345/tcp (注4) 9371/tcp (注4)
ネットワーク/サーバ性能 性能監視、性能情報の表示(ノード中心マップ、ペアノード経路マップの表示を含む)	2750/tcp
アプリケーション管理 アプリケーションの稼働監視 アプリケーションの性能監視 アプリケーションの操作(起動・停止)	2425/tcp
資産管理機能 資産情報の管理	80/tcp 1105/tcp 9800/tcp (注5) 10105/tcp
障害対処 リモート操作	1513/tcp (注6) 1514/tcp (注7)(注8) 1657/tcp (注7)
障害対処 リモートコマンド	9294/udp (注9)
障害対処 サーバの電源投入・切断	9373/tcp (注4)
障害対処 自動アクション	9369/tcp 9370/tcp 9371/tcp 6961/tcp
コンソール操作制御 操作制御のサーバ通信	9397/tcp (注1)
監査ログ管理 ログファイルの転送	1105/tcp
ソフトウェア修正管理 修正適用状況の管理	9396/tcp (注1)
インストールレス型エージェント監視 アプリケーション監視 サーバ性能の監視	20/tcp 21/tcp

待受ポート:ほかのサーバから受信する際に利用されるポートです。

注1)

運用管理クライアントから運用管理サーバへ接続する場合に使用します。

注2)

インストールレス型エージェントのサーバ/クライアントについてインベントリ情報を通知する場合に使用します。

注3)

クライアントから運用管理サーバへ接続する場合に使用します。

注4)

運用管理クライアントから各サーバへ接続する場合に使用します。

注5)

スマートデバイス用クライアントから運用管理サーバへ接続する場合に使用します。

注6)

1台のクライアントに複数台のエキスパートが接続する場合、同じクライアントに接続するエキスパート同士が通信します。そのためエキスパート同士が通信できるようファイアウォールを設定してください。

Windowsファイアウォールの設定方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書リモート操作機能編 ユーザーズガイド”を参照してください。

注7)

リモート操作コネクト機能を利用する場合に使用します。

注8)

リモート操作コネクションマネージャ機能を利用する場合に使用します。

注9)

自動アクションとしてリモートコマンドを利用する場合も使用します。