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Systemwalker Centric Manager 導入手引書
FUJITSU Software

10.3.3 退避先の空き容量を確認する

退避先に必要な空き容量の目安は、次の算出式のとおりです。

【Windows版】

退避先ディレクトリの必要量 =
フレームワークのデータベースの使用中容量 +
資源配付のデータ容量 +
資産管理データベースの使用中容量(注1) +

資産管理のデータ容量(注2)

1)
SWDTP_dbbkコマンドで退避した容量です。SWDTP_dbbkコマンドで退避したファイルはデータを圧縮しているため、データベース内のデータ内容により容量が異なります。

注2)
退避するデータのファイル容量になります。退避するデータの詳細については“資産管理能のデータを退避(バックアップ)する”を参照してください。

【UNIX版】

退避先ディレクトリの必要量 =
フレームワークのデータベースの使用中容量 +
資源配付のデータ容量 +
インベントリ管理のデータベース容量 +
/etc/opt/FJSV*配下の容量の合計 +
/var/opt/FJSV*配下の容量の合計

FJSV*は、Systemwalker Centric Managerに含まれるコンポーネントのパッケージ名です。

フレームワークのデータベースの使用中容量

フレームワークのデータベースの使用中容量は、次の操作で表示できます。

【Windows版】

  1. 運用環境保守ウィザードの[処理の選択]画面で[データベース拡張]を選択します。
    →[データベースの拡張]画面が表示されます。

  2. この画面にフレームワークデータベースの使用量が表示されます。ほかのデータベースの使用量もここで表示されます。

Solaris/Linux版】

  1. 運用管理サーバで次のコマンドを実行すると、セットアップメニューが表示されます。

    /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup
  2. [セットアップメニュー]で、[5:保守]を選択し、[保守メニュー]を表示します。

  3. [保守メニュー]で、[3:DB保守]を選択し、[DB保守メニュー]を表示します。

  4. [DB保守メニュー]で[1:DB状態表示]を選択すると、データベースの使用中の容量が表示されます。

資源配付のデータ容量

資源配付サーバのバックアップ時の出力先容量は、以下のとおりです。

【Windows版】

【UNIX版】

インベントリ管理のデータベース容量

それぞれ、次の式で見積もることができます。

Systemwalker Centric Manager SEの場合]

ディスク資源量(MB) = 0.04a + 0.08b + 0.1

a:インベントリ収集するWindows(R)ノード数

b:インベントリ収集するUNIXサーバノード数

Systemwalker Centric Manager EE/GEEの場合

ディスク資源量(MB) = 0.058a + 0.12b + 0.1

a:インベントリ収集するWindows(R)ノード数

b:インベントリ収集するUNIXサーバノード数