資産管理機能を利用する場合の環境設定について説明します。運用管理サーバにおいて実施します。
資産管理の連携先サーバを設定する
UNIX版の運用管理サーバで資産管理を行う場合は、以下のmpastlnkdef(資産管理の連携先サーバ設定コマンド)で、連携する資産管理サーバを設定する必要があります。
mpastlnkdef -f add -h <資産管理サーバのホスト名またはIPアドレス>
mpastlnkdef(資産管理の連携先サーバ設定コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
資産管理機能を使用するユーザ(システム管理者も含む)にロールを設定する
資産管理機能を利用するユーザに対しては、以下のロールを設定する必要があります。
ロール名 | 説明 |
---|---|
AssetAdmin | システム全体の資産管理者 |
AssetSectionAdmin | 部門配下の資産管理者 |
また、本設定を行った後に資産管理の連携先サーバを変更した場合は、設定内容をすべて削除し、再度設定を行ってください。
設定は以下のどちらかの方法で行ってください。
Systemwalkerコンソールの[ポリシー]メニューから[セキュリティ]-[利用者のアクセス権設定]を選択して表示される、[ロール一覧]ダイアログボックスで設定する
mpsetmemコマンドで設定する
mpsetmemコマンド(ロールへのメンバの追加/削除コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
インベントリ管理/資源配付機能を設定する
資産管理機能を使用するにあたり、インベントリ管理/資源配付機能の設定を行います。設定方法の詳細については、“インベントリ管理/資源配付機能を利用する場合の環境設定”を参照してください。
注意
インベントリ情報の資産管理サーバへの登録は、資産管理の連携先サーバを設定した後に、インベントリ収集を実施する必要があります。