運用管理サーバで運用環境保守ウィザードから以下の各種操作を行う場合、必ずAdministratorユーザで実施してください。
・運用環境の構築 |
インストール種別が運用管理サーバで、かつ運用上Administratorユーザ以外のユーザで操作する必要がある場合は、インストール前または環境構築前にAdministratorユーザ以外のユーザを用意してください。
Administratorユーザ以外のユーザで操作する場合のユーザの設定方法については、“運用管理サーバを操作するユーザの設定【Windows版】”を参照してください。
環境構築後の場合は、以下の手順を実施したあとに上記を参照してください。
運用環境の退避の実施
運用環境の削除の実施
Administratorユーザ以外のユーザの作成
運用上、Administratorユーザのユーザ名を変更する必要がある場合、Systemwalker Centric Managerをインストールする前に変更してください。
Administratorユーザのユーザ名を変更する場合は、以下の条件を満たす必要があります。
ローカルのAdministrators権限を持っている。かつ
(! $ % & ' ( ) ~ ^ - ` { } .)以外の記号または、半角英数文字である。
Systemwalker Centric Managerをインストールした後、運用環境の構築前にAdministratorユーザのユーザ名を変更する場合は、以下の手順を実施してください。
Administratorユーザのユーザ名を変更してください。
「Administrator」を新たに一般ユーザとして登録してください。
運用環境の構築を実施してください。
dmcvtuserコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerが保持しているセキュリティ情報に登録されたAdministratorユーザ(ビルトインアカウント)のユーザ名を変更してください。dmcvtuserコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
以下は、新しいAdministratorユーザ(ビルトインアカウント)として、「newuser」を使用する場合の実行例です。
dmcvtuser -o Administrator -n newuser
新たに一般ユーザとして登録した「Administrator」を削除してください。
運用環境の構築後にAdministratorユーザのユーザ名を変更する場合は、資産管理機能の有無に応じて、以下のどちらかの手順を実施してください。
運用環境の退避を実施してください。
運用環境の削除を実施してください。
Administratorユーザのユーザ名を変更してください。
「Administrator」を新たに一般ユーザとして登録してください。
運用環境の復元を実施してください。
dmcvtuserコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerが保持しているセキュリティ情報に登録されたAdministratorユーザ(ビルトインアカウント)のユーザ名を変更してください。dmcvtuserコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
以下は、新しいAdministratorユーザ(ビルトインアカウント)として、「newuser」を使用する場合の実行例です。
dmcvtuser -o Administrator -n newuser
新たに一般ユーザとして登録した「Administrator」を削除してください。
AdministratorユーザをAssetAdmin、AssetSectionAdminロールから削除してください。(注1)
運用環境の退避を実施してください。
ユーザ名変更用に新たにAdministrator権限を持ったユーザを登録してください。
手順3で登録したユーザをDmAdminロールに登録してください。
運用環境の削除を実施してください。
運用環境保守ウィザードにより資産管理データベースの構築または拡張を行ったAdministrator権限を持つWindowsログオンユーザでdtpctlusr.exe(資産管理データベース利用者変更コマンド)を実行し、新たに登録したAdministrator権限を持ったユーザを資産管理データベースの利用者に登録してください。(注2)
手順3で登録したユーザで、[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager ]-[ツール]-[資産管理DBの拡張]、または[アプリ]画面から[Systemwalker Centric Manager ]-[資産管理DBの拡張]を選択し、画面の指示に従って資産管理データベースの拡張を行ってください。(注3)
手順1でロールから削除したAdministratorユーザのユーザ名を変更してください。
手順3で登録したユーザで、dtpctlusr.exe(資産管理データベース利用者変更コマンド)を実行し、変更したユーザを資産管理データベースの利用者に登録してください。(注2)
手順8で変更したユーザで、[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager ]-[ツール]-[資産管理DBの拡張]、または[アプリ]画面から[Systemwalker Centric Manager ]-[資産管理DBの拡張]を選択し、画面の指示に従って資産管理データベースの拡張を行ってください。(注3)
手順3で登録したユーザを削除してください。
「Administrator」を新たに一般ユーザとして登録してください。
運用環境の復元を実施してください。
dmcvtuserコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerが保持しているセキュリティ情報に登録されたAdministratorユーザ(ビルトインアカウント)のユーザ名を変更してください。dmcvtuserコマンドの詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
以下は、新しいAdministratorユーザ(ビルトインアカウント)として、「newuser」を使用する場合の実行例です。
dmcvtuser -o Administrator -n newuser
新たに一般ユーザとして登録した「Administrator」を削除してください。
手順8で変更したユーザ名をAssetAdmin、AssetSectionAdminロールに登録してください。(注1)
変更前のAdministratorユーザがAssetAdminまたはAssetSectionAdminロールに登録されている場合に実施してください。ユーザをロールに登録または削除する方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書監視機能編”を参照してください。
dtpctlusr.exe(資産管理データベース利用者変更コマンド)については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
データベース格納先とデータベース見積もりについては変更しないでください。