対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Solaris版:5.0以降
確認ポイント
SWAP領域不足の状態になっていませんか。
SWAP領域不足の場合は以下のようなOSからの通知メッセージが出力されることがあります。
unix: WARNING: /tmp: File system full, swap space limit exceeded |
原因
保守情報収集ツールの内部で実行されるシステム関数がSWAP不足のため、無応答状態になっています。
対処方法
以下の手順に従って対処してください。
"df -k"コマンドでSWAP領域の空き容量を確認してください。
例)
# df -k ファイルシステム kbytes 使用済み 使用可能 capacity マウント先 swap 641448 22992 618456 4% /tmp |
SWAP領域の空き容量が少ない場合は、SWAP領域を増加するなどの対処をしてください。
SWAP領域の空き容量が十分にある場合は、発生時に一時的なSWAP領域を使用されたことが考えられます。その場合は、以下の資料を採取して技術員に連絡してください。
df -k コマンド結果
Symfowareのエラーログ
V5.0~V13.6.0の場合
/opt/FSUNrdb2b/etc/CENTRIC.cfg のRDBREPORTのパスを確認し、RDBREPORTのパス配下の"CENTRIC.log"を採取してください。
V15.0.0以降の場合
/opt/FJSVftlc/mpsymfo/FSUNrdb2b/etc/CENTRIC.cfg のRDBREPORTのパスを確認し、RDBREPORTのパス配下の"CENTRIC.log"を採取してください。
例)
RDBREPORT=/var/opt/systemwalker/SWFWDB/core
/var/adm/messages*
swcolinf(保守情報収集コマンド) -oオプションで指定した 格納先ディレクトリ配下