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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

29.13 保守情報収集ツールが終了しない

対象バージョンレベル

確認ポイント

SWAP領域不足の状態になっていませんか。

SWAP領域不足の場合は以下のようなOSからの通知メッセージが出力されることがあります。

unix: WARNING: /tmp: File system full, swap space limit exceeded

原因

保守情報収集ツールの内部で実行されるシステム関数がSWAP不足のため、無応答状態になっています。

対処方法

以下の手順に従って対処してください。

  1. "df -k"コマンドでSWAP領域の空き容量を確認してください。

    例)

    # df -k
       ファイルシステム      kbytes 使用済み 使用可能 capacity  マウント先
       swap                  641448   22992  618456     4%    /tmp
  2. SWAP領域の空き容量が少ない場合は、SWAP領域を増加するなどの対処をしてください。
    SWAP領域の空き容量が十分にある場合は、発生時に一時的なSWAP領域を使用されたことが考えられます。その場合は、以下の資料を採取して技術員に連絡してください。

    • df -k コマンド結果

    • Symfowareのエラーログ

      • V5.0~V13.6.0の場合

        /opt/FSUNrdb2b/etc/CENTRIC.cfg のRDBREPORTのパスを確認し、RDBREPORTのパス配下の"CENTRIC.log"を採取してください。

      • V15.0.0以降の場合

        /opt/FJSVftlc/mpsymfo/FSUNrdb2b/etc/CENTRIC.cfg のRDBREPORTのパスを確認し、RDBREPORTのパス配下の"CENTRIC.log"を採取してください。

      例)

      RDBREPORT=/var/opt/systemwalker/SWFWDB/core

    • /var/adm/messages*

    • swcolinf(保守情報収集コマンド) -oオプションで指定した 格納先ディレクトリ配下