29.8 運用環境保守ウィザードを起動した場合、運用環境保守ウィザードの起動に3分の待ち時間が発生します

対象バージョンレベル

Systemwalker Centric Manager
- Windows版:V10.0L20～V13.0.0
- Windows for Itanium版:V12.0L11～V13.0.0

確認ポイント

以下の条件に当てはまる場合、対処方法を実施してください。

Microsoft(R) Cluster Server、またはMicrosoft(R) Cluster Service (以下、MSCSと略します。)をインストールしている、かつ、
MSCSの環境を構築している、かつ、
MSCSのサービス(Cluster Service)を停止している、かつ
以下のどれかのOSを使用している。
- Windows NT Server Enterprise Edition Version 4.0
- Windows 2000 Advanced Server
- Windows Server 2003 Enterprise Edition

原因

MSCSのサービスが起動していない場合は、起動するまで3分待ち合わせする処理が存在しているためです。

対処方法

MSCSのサービス起動後に、サービス起動停止コマンド(scentricmgr/pcentricmgr)を実行してください。

MSCSのサービス起動方法は以下のとおりです。

Windows 2000 Server、Windows Server 2003 EEの場合
1. [コントロールパネル]で[管理ツール]を起動します。
2. [管理ツール]で[サービス]を起動します。
3. [サービス]画面で、以下のサービスを起動します。
  - Cluster Service
Windows NT Version 4.0の場合
1. [コントロールパネル]で[サービス]を起動します。
2. [サービス]画面で、以下のサービスを起動します。
  - Cluster Service

備考

本現象が発生しても、ユーザ資産に影響がないため、復旧作業は必要ありません。