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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

25.2 メータリング・クライアントが動作しない

エラーメッセージ

[V5.0L30~V10.0L10]

MpMTClient: エラー: 6121:Service:ポリシー受信時で、転送処理で異常が発生しました。

[V10.0L20~V10.0L21]

MpMTClient: エラー: 6136:Service:通信処理において指定したサーバが未起動のため接続できません。%1

%1: ポリシー受信時、またはデータ転送時を示すコード

イベントログ(アプリケーション)に出力されます。

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

接続先サーバのメータリング・サーバのサービス(MpMTServer)は起動されていますか。

[メータリング・クライアント動作環境設定]画面を起動して、接続先サーバを確認してください。

対処方法

接続先サーバのメータリング・サーバのサービスを起動してください。

また、Windows版のV10.0L10/V10.0L20/V10.0L21の場合、コントロールパネルの[サービス]ダイアログボックスで、“Systemwalker MpMTServer”の[スタートアップの種類]を[手動]から[自動]に変更する必要があります。

(接続先サーバが運用管理サーバの場合、インストール直後は、[手動]になっています。)

備考

メータリング機能を使用しない場合は、上記の対処方法を実施後に以下の方法でメータリング・クライアントの起動を抑止してください。

ただし、クライアントがWindows版 V5.0L30、または Solaris版 5.2の場合、“メータリングクライアントサービスが停止中にWindows(クライアント)にログオンすると、イベントログにエラーが出される”が発生します。

対処2

確認ポイント

接続先サーバに、メータリング・サーバがインストールされていますか。

[メータリング・クライアント動作環境設定]画面を起動して、接続先サーバを確認してください。

対処方法

メータリング・サーバをインストールしてください。

接続先サーバとして、メータリング・サーバがインストールされている実運用で使用しているサーバを指定してください。

クライアントの接続先サーバの変更は、[メータリング・クライアント動作環境設定]画面から行ってください。

対処3

確認ポイント

指定した接続先サーバ名に誤りがありませんか。

[メータリング・クライアント動作環境設定]画面を起動して、接続先サーバを確認してください。

対処方法

接続先サーバには、メータリング・サーバがインストールされている、かつメータリング・サーバのサービス(MpMTServer)が起動しているサーバを指定してください。

対処4

確認ポイント

指定した接続先サーバのネットワーク環境に問題はありませんか。

対処方法

指定した接続先サーバと通信できるか確認し、ネットワーク環境を見直してください。