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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

13.7 TRAPのポートが競合しているため、TRAPが受信されない

エラーメッセージ

対象バージョンレベル

原因

運用管理サーバや、部門管理サーバで、Systemwalker Centric Manager以外にトラップを受信するアプリケーションが動作しており、トラップポートの競合が発生しています。

対処方法

Windows版の場合

Microsoft SNMP TrapServiceとSystemwalker Centric Managerのトラップ受信サービスとの連携が設定されているかどうか確認します。

  1. 以下のファイルを参照してください。なお、本ファイルはmpmstsコマンドにより編集されます。手動では編集しないでください。

    Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker.dm\mpwksttr\bin\mpwksttr.ini

  2. ファイルの内容が以下のようになっているか確認してください。

    [MSTS Cooperation]
    Cooperation=1

    ファイルが存在しない場合、または“Cooperation=0”の場合は、Microsoft SNMP TrapServiceとの連携は設定されていません。

Microsoft SNMP TrapServiceとの連携が設定されていない場合

以下の手順で対処してください。

  1. 以下のコマンドを実行します。

    mpmsts on

  2. コンピュータを再起動します。

Microsoft SNMP TrapServiceとの連携が設定されている場合

ほかのサービスがSNMPトラップのポートを占有している可能性があります。コントロールパネルの[サービス]ダイアログボックスから、以下のサービスの[スタートアップの種類]を確認します。

SNMP Trap Service

Linux版の場合

ServerViewを使用している場合

ServerView Linux を使用している場合は、“ServerViewトラップ転送プログラム”を導入してください。

“ServerViewトラップ転送プログラム”は、富士通のホームページ(http://jp.fujitsu.com/)の[ダウンロード]から入手することができます。

ServerViewを使用していない場合

OSにバンドルされているSNMPトラップデーモンがポート(162/udp)を使用している場合は、停止させる必要があります。以下の作業を行ってください。