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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

12.6.6 指定したログファイルのヘッダが異常のため、ログファイルが初期化される

エラーメッセージ

MpWksttr:警告:11: トラップデーモン  ログファイル:指定ファイルのヘッダが異常なため、ログファイルの初期化を行います。ファイル名=xxxx

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

運用管理サーバのIPアドレスを変更していませんか。

対処方法

運用管理サーバのIPアドレスを変更した場合、“Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent Q & A集”または“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照し、IPアドレスの変更手順を実施してください。

対処2

確認ポイント

運用管理サーバや部門管理サーバのメディア検出機能が有効になっていませんか(確認方法は対処方法を参照してください)。

原因

Windows 2000 Server以降に追加されたメディア検出機能により、LANケーブルの抜けや接続されているハブの異常が発生すると、対象のローカルエリア接続が自動的に無効状態となり、マシン内部の通信にも異常が発生します。これが原因で、OSは監視サーバのIPアドレスをループバックアドレス(127.0.0.1など)に変更します。

対処方法

以下の手順でメディア検出機能を無効にしてください。

  1. 運用管理サーバや部門管理サーバにAdministrator権限を持つアカウントでログインします。

  2. レジストリエディタで以下のレジストリのキーに値を追加してください。

    キー:

    HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameter

    追加する値:

      値の名前: DisableDHCPMediaSense

      値の種類: DWORD値

      値のデータ: 1 (0:メディア検出機能有効、1:メディア検出機能無効)

  3. システム(Windows)を再起動してください。

    標準では上記のレジストリ値は存在しません。存在しない場合はメディア検出機能が有効となります。