エラーメッセージ
MpWksttr:警告:11: トラップデーモン ログファイル:指定ファイルのヘッダが異常なため、ログファイルの初期化を行います。ファイル名=xxxx |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V10.0L10以降
対処1
確認ポイント
運用管理サーバのIPアドレスを変更していませんか。
対処方法
運用管理サーバのIPアドレスを変更した場合、“Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent Q & A集”または“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照し、IPアドレスの変更手順を実施してください。
対処2
確認ポイント
運用管理サーバや部門管理サーバのメディア検出機能が有効になっていませんか(確認方法は対処方法を参照してください)。
原因
Windows 2000 Server以降に追加されたメディア検出機能により、LANケーブルの抜けや接続されているハブの異常が発生すると、対象のローカルエリア接続が自動的に無効状態となり、マシン内部の通信にも異常が発生します。これが原因で、OSは監視サーバのIPアドレスをループバックアドレス(127.0.0.1など)に変更します。
対処方法
以下の手順でメディア検出機能を無効にしてください。
運用管理サーバや部門管理サーバにAdministrator権限を持つアカウントでログインします。
レジストリエディタで以下のレジストリのキーに値を追加してください。
キー:
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameter |
追加する値:
値の名前: DisableDHCPMediaSense
値の種類: DWORD値
値のデータ: 1 (0:メディア検出機能有効、1:メディア検出機能無効)
システム(Windows)を再起動してください。
標準では上記のレジストリ値は存在しません。存在しない場合はメディア検出機能が有効となります。