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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

12.1.6 ネットワーク全体に対するノード検出で、運用管理サーバが属するネットワーク配下のノードしか検出されない

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

検出対象のサブネットフォルダを作成していますか。

対処方法

検出したいサブネットフォルダを作成し、ノード検出します。

【V10.0L21/10.1以前】

  1. [Systemwalkerコンソール システム監視]の、[モード]メニューから[編集モード]を選択します。

  2. [フォルダ]メニューから、[フォルダの作成]を選択します。

    →[フォルダ作成]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

  4. 作成したサブネットフォルダを選択し、[操作]メニューから[ノード検出]を選択します。

【V11.0L10/11.0以降】

  1. Systemwalkerコンソールの、[機能]メニューから[機能選択]-[編集]を選択します。

  2. [オブジェクト]メニューから、[フォルダの作成]を選択します。

    →[フォルダ作成]ダイアログボックスが表示されます。

  3. 項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。

  4. 作成したサブネットフォルダを選択し、[検出]メニューから[ノード検出]を選択します。

対処2

確認ポイント

ルータ上でSNMPエージェントが動作していますか。

対処方法

ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[システム情報]を実行します。タイムアウトした場合は、該当ルータにSNMPエージェントをインストールするか、SNMPエージェント機能を有効にしてください。

対処3

確認ポイント

運用管理サーバからのアクセスをルータがIPレベルで許可していますか。

対処方法

運用管理サーバから、ルータに対してpingを発行します。応答しない場合はIPレベルでの通信ができるようにシステム/ネットワークなどの設定を見直してください。

対処4

確認ポイント

運用管理サーバからのアクセスをルータがSNMPレベルで許可していますか。

対処方法

ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[システム情報]を実行します。タイムアウトした場合は、運用管理サーバからのSNMPでのアクセスを許可するようにルータの設定を変更してください。

対処5

確認ポイント

ルータ上で動作しているSNMPエージェントは、正常に動作していますか。

対処方法

ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[インタフェース情報]を実行します。何も表示されない場合は、SNMPエージェントの設定を見直してください。または、正しく動作するSNMPエージェントを導入してください。

対処6

確認ポイント

ルータは、LANのインタフェースを実装していますか。

対処方法

ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[インタフェース情報]の[インタフェースの種類]に、LANのインタフェースがあるか確認してください。LANのインタフェースがない場合には、ノード検出はできません。

対処7

確認ポイント

ルータ上のARPテーブルに、ほかのネットワークの情報がありますか。

対処方法

ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[MIB取得]で、[ipNetToMediaNetAddress]を取得し、その中にほかのネットワークの情報があるか確認してください。ほかのネットワークの情報がない場合は、ほかのネットワーク配下のノードに対して、pingなどでアクセスしてから、ノード検出を行ってください。

対処8

確認ポイント

ルータで動作するSNMPエージェントが許可するコミュニティ名は一致していますか。

対処方法

ルータのアイコンを選択し、[操作]メニューから[MIB情報の表示]-[システム情報]などを実行します。タイムアウトするか、またはルータのSNMPトラップ通知先に対してauthenticationFailureが通知された場合、ノード検出のコミュニティ名をルータ側で許可するように、SNMPエージェントの設定を変更します。