エラーメッセージ
サーバ環境定義は二重起動できません。他クライアントからの起動を確認してください。 |
対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V10.0L10以前
Solaris版:10.0以前
HP-UX版:10.0以前
AIX版:10.0以前
Linux版:V10.0L10以降
対処1
確認ポイント
起動しようとした画面と同じ画面を、ほかのWindows端末で表示していませんか。
原因
起動しようとした画面と同じ画面が、既にほかのWindows端末で表示されているためです。
エラーメッセージにある各画面は、複数のWindows端末から同じサーバに接続して同時に起動することはできません。
対処方法
ほかのWindows端末で表示されている画面を終了してから、再度起動してください。
対処2
確認ポイント
ほかのWindows端末において、起動しようとした画面と同じ画面を表示していないのに、エラーメッセージが表示されていますか。
原因
画面の接続先となるサーバにおいて、画面からの接続状況を管理する情報が、何らかの理由により残存している状態が考えられます。
この情報は、サーバ側で画面とのTCP/IP切断を検知した場合にクリアされます。
しかし、ネットワーク不調や、画面を表示した状態でWindows端末の電源を強制的に切断した場合等に、稀にサーバ側で画面とのTCP/IP切断を検知しないことがあります。
対処方法
画面の接続先となるサーバ側で以下の操作を実施後、再度、画面を起動してください。
<接続先のサーバがWindowsサーバである場合>
接続先のサーバ上で、サービス"SystemWalker MpOpgui"を再起動してください。
<接続先のサーバがUNIXサーバである場合>
接続先のサーバ上で、以下の手順でプロセス"mpstartsv"を再起動してください。
[Solaris版]
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。
sh /etc/rc2.d/S73opagt.syslog stop |
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。
sh /etc/rc2.d/S73opagt.syslog start |
以下のコマンドを実行し、syslogdにHUPシグナルを通知します。
ps -ef | grep syslogd |
[HP-UX版]
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。
sh /opt/FJSVsagt/sbin/init.d/opagt.syslog stop |
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。
sh /opt/FJSVsagt/sbin/init.d/opagt.syslog stop |
以下のコマンドを実行し、syslogdにHUPシグナルを通知します。
ps -ef | grep syslogd |
[AIX版]
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。
sh /opt/FJSVsagt/etc/script/opagt.syslog stop |
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。
sh /opt/FJSVsagt/etc/script/opagt.syslog start |
以下のコマンドを実行し、syslogdにHUPシグナルを通知します。
ps -ef | grep syslogd |
[Linux版]
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を停止します。
sh /opt/FJSVsagt/etc/init.d/opagt.syslog stop または /opt/systemwalker/bin/stpopasyslog (V10.0L20以降の場合) |
※Red Hat Enterprise Linux 7以降の場合は、必ず/opt/systemwalker/bin/stpopasyslogを実行してください。
以下のコマンドを実行し、"mpstartsv"を起動します。
sh /opt/FJSVsagt/etc/init.d/opagt.syslog start または /opt/systemwalker/bin/stropasyslog (V10.0L20以降の場合) |
※Red Hat Enterprise Linux 7以降の場合は、必ず/opt/systemwalker/bin/stropasyslogを実行してください。
以下を実行します。
【Red Hat Enterprise Linux 6.3 以降】
rsyslogサービスを再起動します。
Red Hat Enterprise Linux 6の場合
service rsyslog restart |
Red Hat Enterprise Linux 7以降の場合
systemctl restart rsyslog.service |
【Red Hat Enterprise Linux 6.0/Red Hat Enterprise Linux 6.1/Red Hat Enterprise Linux 6.2】
rsyslogdにHUPシグナルを通知します。
ps -ef | grep rsyslogd kill -HUP <上記で確認したプロセスID> |
【上記以外のLinux】
syslogdにHUPシグナルを通知します。
ps -ef | grep syslogd kill -HUP <上記で確認したプロセスID> |
注意
上記手順1~3の実施により、syslog連携機能も同時に再起動されます。そのため、3の手順が完了するまでの間に発生したsyslogd経由のメッセージは、監視できません。
syslog連携機能を停止している間にsyslogdとの接続が切断されたことをあらわすメッセージが出力される場合がありますが、3の手順を完了することで復旧しますので、そのメッセージは無視してください。