対象バージョンレベル
Systemwalker Centric Manager
Windows版:V5.0L10以降
Solaris版:5.0以降
Linux版:V11.0L10以降
確認ポイント
Systemwalkerコンソールを使用している運用管理クライアントが、アプリケーションエラーや電源断、シャットダウン、ログオフ、無通信監視による通信断などによって、運用管理サーバに接続されたまま停止してしまう場合があります。このような場合には、実際に接続しているコンソールの数が、最大接続可能台数に達していない場合でも、新しいコンソールを起動することができなくなります。
対処方法
運用管理サーバで以下の操作を行うことにより、運用管理サーバのSystemwalker Centric Managerを停止させないで、Systemwalkerコンソールのユーザセッションを強制切断し、新しいコンソールを起動することができます。
特定のユーザのセションを切断する場合
[運用管理サーバがUNIX版の場合]
スーパーユーザでログインします。
以下のコマンドを実行し、切断するユーザのセッションコードを確認します。
/opt/FJSVfwgui/bin/MpUsrlst.sh |
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVfwgui/bin/MpDcon.sh セッションコード |
[運用管理サーバがWindows版の場合]
以下のコマンドを実行して、切断するユーザのセッションコードを確認します。
MpBcmUsrlst.exe |
以下のコマンドを実行します。
MpBcmDcon.exe セッションコード |
すべてのユーザのセションを切断する場合
[運用管理サーバがUNIX版の場合]
スーパーユーザでログインします。
以下のコマンドを実行します。
/opt/FJSVfwgui/bin/MpDcon.sh -ALL |
[運用管理サーバがWindows版の場合]
以下のコマンドを実行します。
MpBcmDcon.exe -ALL |
注意事項
動作している運用管理クライアントの接続を切断すると、その運用管理クライアントのSystemwalkerコンソールは、強制的に終了します。切断する前に、該当ユーザがSystemwalkerコンソールを使用していないことを確認してください。