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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

4.1 フレームワークのデータベース領域の作成がエラーメッセージ「MpFwSetup:マウントポイントの作成およびマウントに失敗しました。」を出力して失敗する

エラーメッセージ

MpFwSetup:マウントポイントの作成およびマウントに失敗しました。

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

原因

データベース共用部の構築に失敗、またはフレームワークデータベース領域が正常に削除されないことにより、RDB管理情報用デバイスのマウントポイントである/SWFWDBが残る場合があります。この状態でフレームワークデータベース領域の作成を実行すると、既にマウントポイント/SWFWDBが存在するため処理が失敗します。

対処方法

/SWFWDBが使用されていないことを確認し、以下の手順で対処してください。

  1. /SWFWDBがRDB管理情報用デバイスにマウントされている場合は/SWFWDBをアンマウントしてください。

  2. マウントポイント/SWFWDBを削除してください。

  3. /etc/vfstab(Solaris版)、または/etc/fstab(Linux 版)から/SWFWDBの設定を削除してください。

RDB管理情報用デバイスに、通常のデバイス形式(/dev/dsk/c?t?d?s?)以外のデバイスを指定した場合は、3.の手順は不要です。

対処2

確認ポイント

RDB管理情報の領域に任意ディレクトリを指定している場合、指定ディレクトリ配下に"/SWFWDB"ディレクトリが存在していませんか。

原因

データベース共用部の構築に失敗、またはフレームワークデータベース領域が正常に削除されないことにより、RDB管理情報の領域(指定ディレクトリ配下/SWFWDB)が残る場合があります。

この状態で、配下に"/SWFWDB"が存在するディレクトリをRDB管理情報の領域として指定してフレームワークデータベース領域の作成を実行すると、既に"/SWFWDB"が存在するため処理が失敗します。

対処方法

“指定ディレクトリ/SWFWDB”が使用されていないことを確認し、“指定ディレクトリ/SWFWDB”を削除してください。