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Systemwalker Centric Manager/Systemwalker Event Agent トラブルシューティングガイド 監視編
FUJITSU Software

3.1.33 システムの起動で、「qdg03405u:ダウンリカバリが不可能なため データベースをアクセス禁止状態にしました」と出力される

エラーメッセージ

qdg03405u:ダウンリカバリが不可能なため データベースをアクセス禁止状態にしました DB名='SYSTEMWALKER_DB' DSI名='MPLSxxxxxxxxxxx' (システム名=CENTRIC)

対象バージョンレベル

確認ポイント

該当メッセージ出力後の基本フレームワーク起動処理は正常終了していますか。

正常終了時は、アプリケーションログに以下の終了メッセージが出力されます。

MpFwbs[xxxx]:XXXXXXX:Systemwalker基本フレームワークの起動が完了しました。

原因

Windowsのシャットダウン処理では、アプリケーションの停止処理の同期を取らずに終了するため、データベースのフォーマット中に強制的にシャットダウンを行った場合、フォーマット処理が不完全な状態で終了してしまいます。

次回の起動時にデータベースが不完全なため、Symfowareが不完全な領域をアクセス禁止状態にしてしまい、参照および格納が不可能になります。

フレームワークの起動処理において、アクセス禁止領域が自動修復された場合、フレームワークの起動処理は正常終了します。自動修復不可であった場合は、フレームワークの起動処理は異常終了します。異常終了した場合は、出力メッセージに従った対処が必要となります。

対処方法

フレームワークの起動処理が正常終了している場合、該当データベースは復旧済であるため、対処不要です。

異常終了時は、“Windowsのシャットダウン後の次回起動時にフレームワークの起動が失敗する”に従って対処してください。