Systemwalker Desktop Patrolのライセンス管理は、個々のPCにライセンスを割り当てることでライセンスを管理します。
ライセンス管理を行うためには、以下の3つの前提条件があります。
「ソフトウェア辞書」が登録されていること
メインメニューの[ライセンス]-[ライセンス定義]で、ライセンスとソフトウェア(辞書コード)の関係が定義されていること
メインメニューの[ライセンス]-[保有ライセンス管理]で、各部門にライセンス数が設定されていること
メインメニューの[ライセンス]-[ライセンス割り当て]で、各PCで利用するソフトウェア毎にライセンスを割り当てることにより、ライセンス数の管理を行います。
割り当てられたソフトウェアの使用状況は、メインメニューの[ライセンス]-[ライセンス割り当て]で確認できます。
イベント設定を行うことで、ライセンスの割り当てがないソフトウェアを利用しているPCを発見した時、メールで違反を管理者に通知したり、イベントログにエラーログを書き出したりできます。
ライセンスの使用状況の詳細は、メインメニューの[ライセンス]-[ライセンス割り当て]画面で、PC名を選択することで以下のように表示されます。
ユーザー資産ソフトウェア辞書の作成機能
管理を行いたいソフトウェア製品がソフトウェア辞書のサポートセンター定義に定義されていない場合は、ソフトウェア辞書のユーザー定義を追加する必要があります。
ユーザー資産ソフトウェア辞書作成機能は、このソフトウェア辞書のユーザー定義を、インベントリ情報として収集した“製品情報”から簡単に定義できる機能です。
各PCに導入済みのソフトウェア製品を容易にライセンス管理の対象にできるため、ICT資産の有効活用とソフトウェアライセンスの不足分を把握できます。
SAMACのソフトウェア辞書の移入
一般社団法人 ソフトウェア資産管理評価認定協会(SAMAC)のソフトウェア辞書を、Systemwalker Desktop Patrolに移入して運用できます。
移入したSAMACのソフトウェア辞書のデータは、ユーザー定義として運用します。
監査対象のソフトウェアを選択することで、ソフトウェアの導入状況の検出やライセンス管理が可能です。