共通制御とAdvancedCopy Managerのリポジトリの保守方法を説明します。
共通制御とAdvancedCopy Managerのリポジトリをバックアップします。
参考
手順内の表記について
ディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
$BAK_DIR | バックアップ先のディレクトリ |
バックアップの準備をします。
非クラスタ運用の場合は、以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを停止します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stop-webservice.sh
クラスタ運用の場合は、以下の手順を実施します。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を停止します。
クラスタ業務の詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「クラスタ業務とローカル業務」を参照してください。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを開始します。
Red Hat Enterprise Linux 7環境の場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVesfcm/bin/startSFmanager start-postgres
Red Hat Enterprise Linux 6またはRed Hat Enterprise Linux 5環境の場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/init.d/startSFmanager start-postgres
バックアップデータを作成します。
バックアップ用ディレクトリを作成します。
# mkdir -p $BAK_DIR/Common
OSの管理者権限で以下のコマンドを実行して、バックアップデータを作成します。
ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。
<ファイル名>に指定したファイルに、バックアップデータが作成されます。
# /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/pg_dump -U esfpostgres -C --attribute-inserts -p <ポート番号> -f $BAK_DIR/Common/<ファイル名> esfdb
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。
master01!
マネージャーを起動します。
非クラスタ運用の場合は、以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを起動します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/start-webservice.sh
クラスタ運用の場合は、以下の手順を実施します。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを停止します。
Red Hat Enterprise Linux 7環境の場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVesfcm/bin/startSFmanager stop-postgres
Red Hat Enterprise Linux 6またはRed Hat Enterprise Linux 5環境の場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/init.d/startSFmanager stop-postgres
手順1でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を起動します。
共通制御とAdvancedCopy Managerのリポジトリをリストアします。
参考
手順内の表記について
ディレクトリ名 | 説明 |
---|---|
$BAK_DIR | バックアップ先のディレクトリ |
リストアの準備をします。
非クラスタ運用の場合は、以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを停止します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/stop-webservice.sh
クラスタ運用の場合は、以下の手順を実施します。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を停止します。
クラスタ業務の詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「クラスタ業務とローカル業務」を参照してください。
プライマリノードで、共用ディスクをマウントします。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを開始します。
Red Hat Enterprise Linux 7環境の場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVesfcm/bin/startSFmanager start-postgres
Red Hat Enterprise Linux 6またはRed Hat Enterprise Linux 5環境の場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/init.d/startSFmanager start-postgres
バックアップデータをリストアします。以下の手順は、OSの管理者権限を持つユーザーが実施してください。
以下のコマンドを実行します。
ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。
# /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/psql -U esfpostgres -p <ポート番号> postgres
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを順に入力してください。
master01! drop database esfdb; \q
以下のコマンドを実行して、バックアップデータをリストアします。
ポート番号を変更していない場合は<ポート番号>に15432を指定します。ポート番号を変更している場合は、<ポート番号>に変更後のポート番号を指定してください。
<ファイル名>には、バックアップデータ作成時に指定したファイル名を指定してください。
# /opt/FJSVesfcm/postgres/bin/psql -U esfpostgres -p <ポート番号> -f $BAK_DIR/Common/<ファイル名> postgres
プロンプトが表示され、入力待ちになります。以下のキーワードを入力してください。
master01!
マネージャーを起動します。
非クラスタ運用の場合は、以下のシェルスクリプトを実行して、サービスを起動します。
# /opt/FJSVesfcm/bin/start-webservice.sh
クラスタ運用の場合は、以下の手順を実施します。
ETERNUS SF Manager Postgresサービスを停止します。
Red Hat Enterprise Linux 7環境の場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /opt/FJSVesfcm/bin/startSFmanager stop-postgres
Red Hat Enterprise Linux 6またはRed Hat Enterprise Linux 5環境の場合は、以下のコマンドを実行してください。
# /etc/init.d/startSFmanager stop-postgres
手順1でマウントした共用ディスクをアンマウントします。
マネージャーが属しているすべてのクラスタ業務を起動します。
注意
共通制御リポジトリをリストアしてからWebコンソールが使用可能になるまで、2分程度必要です。