バックアップ履歴情報は、swsthistdispコマンドで参照、swsthistdelコマンドで削除できます。
ポイント
サスペンド指定のバックアップで作成された履歴を削除しても、ECセッションは解除されません。
通常の同期型高速バックアップを行った場合、履歴を削除するとバックアップボリュームは開放され、swstdevdispコマンドのDevice-Mode欄には"Backup (free)"と表示されますが、サスペンド指定でバックアップした場合は履歴削除後もバックアップボリュームは開放されず、swstdevdispコマンドのDevice-Mode欄には"Backup (used)"と表示されます。
通常のバックアップ履歴とサスペンド指定のバックアップ履歴の削除を以下に示します。
図5.8 通常のバックアップ履歴とサスペンド指定のバックアップ履歴の削除