本節では、Symfowareのバックアップ運用について説明します。
注意
Symfowareのバックアップ運用は、管理対象の管理対象サーバがSolaris、Linux、またはWindowsの場合だけ可能です。
AdvancedCopy Managerでバックアップ運用できるSymfowareのデータベーススペースは、rawデバイス上に配置されたものだけです。
Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64)でSymfoware連携機能を利用する場合は、AdvancedCopy Managerエージェントが32bit版である必要があります。
以下の手順で、AdvancedCopy Managerエージェントが32bit版であることを確認してください。
file コマンドを実行します。
# file /opt/FJSVswstf/bin/stgenvdisp |
コマンドの実行結果に、"ELF 32-bit"が含まれることを確認します。
例)AdvancedCopy Managerエージェントが32bit版の場合の実行結果
# file /opt/FJSVswstf/bin/stgenvdisp /opt/FJSVswstf/bin/stgenvdisp: ELF 32-bit LSB executable, Intel 80386, version 1 (SYSV), for GNU/Linux 2.6.9, dynamically linked (uses shared libs), for GNU/Linux 2.6.9, not stripped |
AdvancedCopy Managerエージェントが32bit版でない場合は、インストールされているエージェントをアンインストールしてください。そのあと、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「AdvancedCopy Managerエージェント(Linux版)の対話型インストール手順」または「AdvancedCopy Managerエージェント(Linux版)のサイレントインストール手順」に従って、32bit版のAdvancedCopy Managerエージェントをインストールしてください。
Symfowareのバックアップ運用では、TFOVを使用したアドバンスト・コピー機能を利用できません。