この作業は、Webコンソールおよびコマンドで実施できます。
コマンドで実施する場合は、バックアップしたい業務ボリュームに対して、バックアップ同期処理を行い、バックアップを実施します。コマンドの詳細は、以下を参照してください。
バックアップ同期処理の開始: swststartsyncコマンド
バックアップ同期処理状態の確認: swstsyncstatコマンド
バックアップの実行: swstbackupコマンド
バックアップ状態の確認: swstbackstatコマンド
注意
業務ボリュームとバックアップボリュームが等価性維持状態になる前にバックアップ実行コマンドを実行すると、バックアップ実行コマンドはエラーとなります。
バックアップ時は、デバイスマップを指定できません。
Suspend/Resume機能による同期型高速バックアップ運用では、以下の操作をWebコンソールから実施できません。コマンドで実施してください。Suspend/Resume機能の詳細は、「第5章 Suspend/Resume機能によるバックアップ運用」を参照してください。
1つの業務ボリュームに複数の同期処理(ECセッション)が存在する場合、バックアップボリュームを指定して特定のECセッションだけをキャンセルする(「11.1.2.9 swstcancelsync(バックアップ同期処理キャンセルコマンド)」)