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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.7 運用ガイド
FUJITSU Storage

3.4.6 デバイスの運用種別設定

管理対象サーバに接続されているデバイスに対して、ボリュームの種別を設定します。設定する種別は以下のとおりです。

表3.3 バックアップ運用に必要なバックアップボリューム本数

運用形態

必要なバックアップボリュームの本数

スナップショット型高速バックアップ

(保存世代数)本

同期型高速バックアップ

(保存世代数+1)本

この作業は、Webコンソールおよびswstdevinfosetコマンドで実施できます。

注意

  • 業務ボリュームやバックアップボリュームとして登録したパーティション(スライス)の構成などを変更する場合は、構成を変更する前に業務ボリューム/バックアップボリュームの登録から削除し、構成変更後に再度「3.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」を行ってから、swstdevinfosetコマンドで登録する必要があります。

  • バックアップボリュームは、業務ボリュームとバイト単位まで同じサイズである必要があります。

  • システムが格納されているパーティションや、AdvancedCopy Managerがインストールされているパーティションは、バックアップ対象またはバックアップボリュームとしないでください。

  • マウントされているデバイスは、バックアップボリュームに設定できません。業務ボリュームには設定できます。

  • LVM(Logical Volume Manager)の論理ボリュームおよびボリュームグループは、バックアップ対象またはバックアップボリュームとしないでください。

  • Logical Unit(ディスク)は、業務ボリューム/バックアップボリュームに設定できません。

ポイント

登録した内容は、Webコンソールおよびswstdevdispコマンドで確認できます。