名前
setagtsnmp - Storage CruiserエージェントのSNMP設定
形式
powershell -ExecutionPolicy Unrestricted $INS_DIR\ESC\Agent\bin\setagtsnmp.ps1 -l
powershell -ExecutionPolicy Unrestricted $INS_DIR\ESC\Agent\bin\setagtsnmp.ps1 -t 1
powershell -ExecutionPolicy Unrestricted $INS_DIR\ESC\Agent\bin\setagtsnmp.ps1 -t 3 parameterFile
($INS_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールした時の「プログラムディレクトリ」です。)
/opt/FJSVssage/bin/setagtsnmp -l
/opt/FJSVssage/bin/setagtsnmp -t 1
/opt/FJSVssage/bin/setagtsnmp -t 3 parameterFile
機能説明
Storage Cruiserエージェントから送信するSNMPトラップを設定、または設定状態を表示します。
オペランド
SNMPv3のユーザー設定情報を記述したファイルを指定します。
ファイルは、「名前=値」の形式で記述したテキストファイルを指定します。
先頭カラムが#で始まる行はコメントとみなします。
本ファイルで設定するユーザー情報は、SNMPv3形式のトラップを送信する場合に使用されます。ETERNUS SF Manager側に設定したトラップ受信用ユーザー情報と一致している必要があります。
名前 | 値 |
---|---|
user.name | SNMP通信用ユーザー名を指定します。 |
authentication.protocol | 認証アルゴリズムを指定します。
本パラメーターの指定は任意です。認証を行う場合に指定します。 |
authentication.password | 認証用パスワードを指定します。 |
privacy.protocol | 暗号化アルゴリズムを指定します。
本パラメーターの指定は任意です。認証アルゴリズムを指定した場合、かつ暗号化を行う場合に指定します。 |
privacy.password | 暗号化パスワードを指定します。 |
ETERNUS SF Manager側でデフォルト設定済みのトラップ受信ユーザー(esfagent)を使用する場合、認証アルゴリズムと暗号化アルゴリズムの指定は不要です。
オプション
現在の設定内容をCSV形式で表示します。
SNMPv1形式のトラップを出力します。
SNMPv3形式のトラップを出力します。設定情報は、parameterFile オペランドで指定された情報に従います。
使用例
現在のSNMP設定内容を表示します。
> setagtsnmp -l version,user.name,authentication.protocol, privacy.protocol "3","esfagent","MD5","DES"
> setagtsnmp -l version,user.name,authentication.protocol, privacy.protocol "1",,,
エージェントが出力するSNMPトラップをSNMPv3形式(ユーザー名はesfuser、認証アルゴリズムはSHA、認証パスワードはabcd@123)にします。
> setagtsnmp -t 3 parameter_file
#Parameter_fileの内容: user.name=esfuser authentication.protocol=SHA authentication.password=abcd@123