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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.7 運用ガイド
FUJITSU Storage

6.1.9 暗号化の管理

本製品では、ストレージ装置の暗号化を管理できます。ストレージ装置の機種やモデルによる制限を意識することなく、同じ操作性で作業できます。

暗号化に関する操作は、装置、Tierプール、またはボリュームに対して実行できます。本節では、装置に対する操作を説明します。

Tierプールに対する操作は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』の「Tierプールの作成」を参照してください。ボリュームに対する操作は、「6.1.2 ボリューム管理」を参照してください。

Webコンソールで対象装置を選択し、アクションペインから処理を選択します。

実行できる操作は以下のとおりです。

ポイント

装置が暗号化モード"AES-256"をサポートしている場合、暗号化の有効/変更の操作において、以下の暗号化モードを選択できます。

  • 富士通独自方式

  • AES-128

  • AES-256

装置が暗号化モード"AES-256"をサポートしていない場合、暗号化の有効の操作において、暗号化モードは富士通独自方式となります。富士通独自方式以外の暗号化モードには変更できません。

注意

  • 暗号化機能を利用するには、装置に対する設定が有効となっている必要があります。
    装置に対する設定が無効になっている場合は、Tierプールまたはボリュームごとの有効/無効の設定にかかわらず、暗号化機能を利用できません。

  • ETERNUS DX60 S2, DX60, DX400 series, DX8000 seriesは、本製品からボリューム暗号化の操作および暗号化モードの設定を実施できません。