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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.7 運用ガイド
FUJITSU Storage

1.2.9 サポートレベル

本製品のストレージ管理機能を利用できる範囲は、ストレージ装置の機種によって異なります。

本製品では、機能の利用可能範囲を「サポートレベル」という設定値で表して、障害監視機能などの設定で使用します。サポートレベルとして選択できるものは、以下のとおりです。

表1.4 サポートレベル

サポートレベル

代表装置名

装置
検出

障害管理

管理画面連携

性能管理

SNMP
トラップ監視(注1)

装置ポーリング監視 (注1)

装置状態の取得

A

ETERNUS DX S4 series
ETERNUS DX S3 series (ファームウェア版数はV10L60以降)
ETERNUS AF オールフラッシュアレイ
ETERNUS DX200F (ファームウェア版数はV10L60以降)

自動
(注2)


(注12)


(注6)

ETERNUS DX S3 series (ファームウェア版数はV10L60未満)
ETERNUS DX series (DX S4 series, DX S3 seriesを除く)
ETERNUS DX200F (ファームウェア版数はV10L60未満)
ETERNUS SN200(モデル250Mを除く)
PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード
Brocade series
VDX series(VDX 8770-4/VDX 8770-8/VDX 6740/VDX 6740Tを除く) (注5、注8、注9)
PRIMERGY コンバージドスイッチブレード (注5、注8)

自動
(注2)


(注13)


(注6)

B

Storage Cruiserエージェントインストール済みのSolaris OS、Windows、Linux、HP-UX、AIXサーバノード
ETERNUS LT250/LT270 (注5)
CFX2000 series (注10)
PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2) (注10)

自動
(注2)


(注13)

-

C

VMware vSphere

自動
(注2)

-


(注13)

-

-

D

ETERNUS NR1000F series
ETERNUS NR1000V series

手動


(注5)

-

手動
設定


(情報収集だけ)
(注7)

E

VDX 8770-4、VDX 8770-8、VDX 6740、VDX 6740T、VDX series (ファームウェア版数は4.0以降)
ETERNUS LT20/LT20 S2
ETERNUS LT40/LT40 S2
ETERNUS LT60 S2
ETERNUS LT140
ETERNUS LT200
ETERNUS LT210
ETERNUS LT220
ETERNUS LT230
ETERNUS LT260
ETERNUS LT270 S2
ETERNUS VS850
ETERNUS VX700 series
ETERNUS NR1000F series (clustered Data ONTAP搭載)
ETERNUS NR1000A series
ETERNUS TR series (注11)
ETERNUS DA700

手動


(注5)

-

手動
設定

-

ETERNUS CS800 S7/CS800 S6/CS800 S5/CS800 S4/CS800 S3/CS800 S2/CS800
ETERNUS CS2000

手動


(注5)

-

-

-

H

ETERNUS SN200 モデル250M

手動


(注5)

-

手動
設定

-

I

その他の手動組込み装置

手動

-
(注3)

-
(注4)

-

手動
設定

-

○: 装置内詳細表示が可能

注1: SNMPトラップ監視および装置ポーリング監視で利用するプロトコルは以下のとおりです。

代表装置名

プロトコル名

SNMPトラップ監視

装置ポーリング監視

ETERNUS DX S4 series
ETERNUS DX S3 series
ETERNUS DX S2 series(DX60 S2を除く)
ETERNUS AF オールフラッシュアレイ
ETERNUS DX200F
ETERNUS SN200(モデル250Mを除く) (Fabric OS v6.3以降)
PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード (Fabric OS v6.3以降)
Brocade series (Fabric OS v6.3以降)
VDX series (ファームウェア版数4.0以降を除く)
PRIMERGY コンバージドスイッチブレード
CFX2000 series
PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2)

SNMP(SNMPv1またはSNMPv3)

ETERNUS DX60 S2
ETERNUS DX60
ETERNUS DX400 series
ETERNUS DX8000 series
ETERNUS SN200(モデル250Mを除く) (Fabric OS v6.2以前)
PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード (Fabric OS v6.2以前)
Brocade series (Fabric OS v6.2以前)
VDX series (ファームウェア版数は4.0以降)
ETERNUS NR1000F series
ETERNUS NR1000V series

SNMP(SNMPv1)

ETERNUS TR series

SNMP(SNMPv3)

ping

Storage Cruiserエージェントインストール済みサーバノード

SNMP(SNMPv1またはSNMPv3)

独自プロトコル

VMware vSphere

-

VMware専用プロトコル

上記以外

SNMP(SNMPv1)

ping

注2: 下記の装置は「サブネット探索」機能に対応していません。IPアドレスを指定して登録してください。

注3: SNMPトラップサポート装置の場合は、SNMPトラップXML定義ファイルを作成することで管理可能です。

注4: LANサポート装置の場合は、手動組込み時にIPアドレスを指定することで、pingによる監視が可能です。

注5: 装置のSNMPトラップ送信設定作業は個別に実施する必要があります(Storage Cruiserから自動設定できません)。

注6: 性能情報については留意事項があります。「7.1.1 性能情報の種類」の注意事項を参照してください。

注7: ETERNUS NR1000F seriesだけ。ETERNUS NR1000F seriesから採取した性能情報を参照するには、Systemwalker Service Quality Coordinatorと連携する必要があります。詳細は、当社技術員(SE)に問い合わせてください。

注8: ファームウェア版数が3.0.1以上の装置だけ性能管理機能に対応しています。

注9: ファームウェア版数が4.0以降の装置は自動登録機能に対応していません。ファームウェア版数を改版するか、手動組込みで登録してください。

注10: ファブリックモードの場合だけ、サポートレベルBに対応します。

注11: ETERNUS TR seriesを監視できるのは、運用管理サーバのOSがWindowsの場合だけです。

注12: 装置ステータスと装置の部品ステータスを自動で取得します。装置の情報取得には、最長で1分程度かかります。

注13: 装置ステータスは自動で取得しますが、装置の部品ステータスは自動で取得しません。