本製品のストレージ管理機能を利用できる範囲は、ストレージ装置の機種によって異なります。
本製品では、機能の利用可能範囲を「サポートレベル」という設定値で表して、障害監視機能などの設定で使用します。サポートレベルとして選択できるものは、以下のとおりです。
サポートレベル | 代表装置名 | 装置 | 障害管理 | 管理画面連携 | 性能管理 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SNMP | 装置ポーリング監視 (注1) | 装置状態の取得 | |||||
A | ETERNUS DX S4 series | 自動 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ETERNUS DX S3 series (ファームウェア版数はV10L60未満) | 自動 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
B | Storage Cruiserエージェントインストール済みのSolaris OS、Windows、Linux、HP-UX、AIXサーバノード | 自動 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
C | VMware vSphere | 自動 | - | ○ | ○ | - | - |
D | ETERNUS NR1000F series | 手動 | ○ | ○ | - | 手動 | ○ |
E | VDX 8770-4、VDX 8770-8、VDX 6740、VDX 6740T、VDX series (ファームウェア版数は4.0以降) | 手動 | ○ | ○ | - | 手動 | - |
ETERNUS CS800 S7/CS800 S6/CS800 S5/CS800 S4/CS800 S3/CS800 S2/CS800 | 手動 | ○ | ○ | - | - | - | |
H | ETERNUS SN200 モデル250M | 手動 | ○ | ○ | - | 手動 | - |
I | その他の手動組込み装置 | 手動 | - | - | - | 手動 | - |
○: 装置内詳細表示が可能
注1: SNMPトラップ監視および装置ポーリング監視で利用するプロトコルは以下のとおりです。
代表装置名 | プロトコル名 | |
---|---|---|
SNMPトラップ監視 | 装置ポーリング監視 | |
ETERNUS DX S4 series | SNMP(SNMPv1またはSNMPv3) | |
ETERNUS DX60 S2 | SNMP(SNMPv1) | |
ETERNUS TR series | SNMP(SNMPv3) | ping |
Storage Cruiserエージェントインストール済みサーバノード | SNMP(SNMPv1またはSNMPv3) | 独自プロトコル |
VMware vSphere | - | VMware専用プロトコル |
上記以外 | SNMP(SNMPv1) | ping |
注2: 下記の装置は「サブネット探索」機能に対応していません。IPアドレスを指定して登録してください。
ファームウェア版数がV20L20以降のETERNUS DX400 series, DX8000 series
Storage Cruiserエージェントインストール済みのSolaris OS、Windows、Linux、HP-UX、AIXサーバノード
VMware サーバノード
ETERNUS LT250/LT270
以下のスイッチはファームウェア版数などによって、サブネット探索ができない場合があります。
ETERNUS SN200 series、Brocade series、PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード、VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレード
CFX2000 series、PRIMERGY コンバージドファブリックスイッチブレード(10Gbps 18/8+2)
注3: SNMPトラップサポート装置の場合は、SNMPトラップXML定義ファイルを作成することで管理可能です。
注4: LANサポート装置の場合は、手動組込み時にIPアドレスを指定することで、pingによる監視が可能です。
注5: 装置のSNMPトラップ送信設定作業は個別に実施する必要があります(Storage Cruiserから自動設定できません)。
注6: 性能情報については留意事項があります。「7.1.1 性能情報の種類」の注意事項を参照してください。
注7: ETERNUS NR1000F seriesだけ。ETERNUS NR1000F seriesから採取した性能情報を参照するには、Systemwalker Service Quality Coordinatorと連携する必要があります。詳細は、当社技術員(SE)に問い合わせてください。
注8: ファームウェア版数が3.0.1以上の装置だけ性能管理機能に対応しています。
注9: ファームウェア版数が4.0以降の装置は自動登録機能に対応していません。ファームウェア版数を改版するか、手動組込みで登録してください。
注10: ファブリックモードの場合だけ、サポートレベルBに対応します。
注11: ETERNUS TR seriesを監視できるのは、運用管理サーバのOSがWindowsの場合だけです。
注12: 装置ステータスと装置の部品ステータスを自動で取得します。装置の情報取得には、最長で1分程度かかります。
注13: 装置ステータスは自動で取得しますが、装置の部品ステータスは自動で取得しません。