command: severity: module: internal error, details
説明
内部エラーが発生しました。
details はエラーの原因を示しています。command はコマンド名、 severity は重要度、 module は事象を検出したモジュール名 (通常は内部関数名) を示します。
a) ノード起動時または GDS のコマンド実行中に、sdxcopy -C コマンドを実行すると、下記のメッセージが出力されることがあります。sdxcopy -C コマンドが正常終了していれば (終了ステータスが 0 であれば)、問題はありません。
sdxcopy: ERROR: SDX_COPY_STATUS_WAIT2: internal error, sdxerrno=145
b) 故障などにより、物理ディスクに I/O できない状態で sdxvolume -M コマンドを実行すると、下記のメッセージが出力されます。
sdxvolume: ERROR: internal error (mv_create,sdxerrno=0)
c) 故障などにより、物理ディスクに I/O できない状態で sdxdisk -M コマンドを実行すると、下記のメッセージが出力されます。
sdxdisk: ERROR: internal error (td_regist,sdxerrno=4207)
d) 故障などにより、物理ディスクに I/O できない状態で sdxdisk -R コマンド、sdxconfig Remove コマンドまたはsdxclass -R コマンドを実行すると、下記のメッセージが出力されることがあります。
command: ERROR: internal error (td_delete,sdxerrno=4120)
対処
a) の場合、sdxcopy -C コマンドの終了ステータスが 0 であれば、a) のメッセージは無視できます。sdxcopy -C コマンドの終了ステータスは、sdxservd デーモンのログファイル/var/opt/FJSVsdx/msglog/sdxservd.log に記録される以下のメッセージから判断できます。
SDX:sdxservd: INFO: command exited, exit-status=exitstat: sdxcopy -C -c class -v volume,...
b) または c) の場合、物理ディスクの状態および I/O の経路の状態を確認し、異常がある場合は復旧した後、再度コマンドを実行してください。
d) の場合、クラスが閉塞します。「D.1.4 クラス状態に関する異常」の「(1) 運用中にクラスが閉塞状態となる。」に従ってクラスを復旧してから、再度コマンドを実行してください。
その他の場合、調査資料を採取して、当社の技術員に連絡してください。