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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.3
FUJITSU Software

7.2.1 GDS 運用管理ビューを使用する場合

コピー操作は、ミラーボリュームの等価性コピーを操作するための機能です。

コピー操作には、以下のものがあります。

コピー開始

「コピー中止」操作などにより、"invalid" または "copy-stop" 状態になったスライスをボリュームに組み込み、等価性コピーを行います。

"copy-stop" 状態のスライスについては、中断時点からコピーを再開します。

  1. 等価性コピーを行うボリュームの選択

    GDS 構成ツリーフィールドまたはボリューム情報フィールド上で、対象となるボリュームをクリックして選択します。

  2. 「コピー開始」の選択

    メイン画面の [操作]:[コピー開始] を選択します。

    図7.15 コピー開始

    以下の確認画面が表示されます。

    処理を続ける場合は、<はい> をクリックします。<いいえ> をクリックすると、コピー開始処理を取り消します。

    図7.16 コピー開始確認画面

  3. 「コピー開始」完了通知

    <はい> をクリックすると、以下のコピー開始完了通知画面が表示されます。

    図7.17 コピー開始完了通知画面

    注意

    「コピー開始」操作ができない状態

    複数のボリュームを選択した状態では、「コピー開始」操作はできません。


コピー中止

等価性コピー中のディスクアクセスによる業務への影響を防ぐために、コピーの実行を中止します。

コピーを中止したスライスは "invalid" 状態になります。正常な状態にするためには、「コピー開始」操作を行ってください。

  1. コピーを中止するボリュームの選択

    GDS 構成ツリーフィールドまたはボリューム情報フィールド上で、"copy" 状態のボリュームをクリックして選択します。

  2. 「コピー中止」の選択

    メイン画面の [操作]:[コピー中止] を選択します。

    図7.18 コピー中止

    以下の確認画面が表示されます。

    処理を続ける場合は、<はい> をクリックします。<いいえ> をクリックすると、コピー中止処理を取り消します。

    図7.19 コピー中止確認画面

  3. 「コピー中止」完了通知

    <はい> をクリックすると、以下のコピー中止完了通知画面が表示されます。

    図7.20 コピー中止完了通知画面

    注意

    「コピー中止」操作ができない状態

    複数のボリュームを選択した状態では、「コピー中止」操作はできません。