除外リスト (/etc/opt/FJSVsdx/lib/exdevtab ファイル) は、GDS が管理対象外とするディスクのリストです。
マルチパスディスク (mpath デバイス、emcpower デバイス) を構成するネイティブデバイス (sd デバイス) など、GDS で管理すべきでないディスクを、除外リストに記載してください。
除外リストの例:
# cat /etc/opt/FJSVsdx/lib/exdevtab
/dev/sde
/dev/sdf
/dev/sdg
/dev/sdh |
除外リストに記載されているディスクは、誤ってクラスに登録されないように保護されます。
GDS 運用管理ビューの場合、物理ディスクの選択画面に表示されません。
コマンドでクラスに登録しようとした場合、"ERROR: 物理ディスク名: no such device" というエラーメッセージが出力されます。
注意
PRIMECLUSTER システムの場合
PRIMECLUSTER システムの場合、クラスタを構成する全ノードで除外リストを作成してください。
GDS で管理できないデバイスは、リソース登録の対象にもできないため、共用ディスク定義ファイルに記述しないでください。リソース登録と共用ディスク定義ファイルの詳細については、「6.3 共用ディスク装置のリソース登録」を参照してください。
注意
デバイス名ずれ
デバイス名ずれが発生した場合、除外リストに記載されているデバイス名を、デバイス名ずれ発生後のデバイス名に修正してください。