ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.5
FUJITSU Software

D.2 トラブル調査資料の採取方法

GDS において、何らかのトラブルが発生し、本付録に記載されているトラブルシューティング方法では対処できない場合には、次の調査資料を採取したうえで、当社の技術員に連絡してください。

運用管理ビューに関するトラブルの場合は、Web-Based Admin View の調査資料も採取してください。採取方法は、「PRIMECLUSTER Web-Based Admin View 操作手引書」を参照してください。

注意

  • 調査資料は、現象が発生した直後、速やかに採取してください。時間の経過とともに、調査に必要な情報が失われてしまう可能性があります。

  • クラスタシステムの場合、調査資料は、クラスタシステムを構成するすべてのノードで採取してください。

  • クラッシュダンプは、障害が発生したノードで再起動が可能な場合、ノード再起動を行う前に手動で採取してください。OS に起因する障害の場合、クラッシュダンプが有用となります。

  • 調査資料採取時に、Linux の udev 機能が管理する by-id ファイル( /dev/disk/by-id ディレクトリ配下に作成されるシンボリックリンクファイル) のうちクラスに登録されていないディスクの by-id ファイルが一時的に存在しなくなることがあります。これは、GDSが行うデバイス情報の取得処理を契機に、OS が by-id ファイルの再作成を行うためです。
    クラスに登録されていないディスクの by-id ファイルに対するアクセスが失敗した場合、アクセスを再実行してください。
    または、調査資料採取時には、クラスに登録されていないディスクの by-id ファイルにアクセスしないでください。