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PRIMECLUSTER Global Disk Services  説明書 4.5
FUJITSU Software

C.4.2 警告メッセージ (62000 - 62099)


62000

WARNING: spare disk disk too small

説明

ディスク disk のサイズが小さすぎるため、スペアディスクとして機能しない可能性があります。

対処

より大きなサイズのディスクを指定して、再度コマンドを実行してください。


62001

WARNING: device: write error, errno=errno

説明

物理ディスク device でライトエラーが発生しました。

対処

device が、スイッチグループに接続する書込み不可状態のディスクである場合は、対処不要です。その他の場合は、device をクラスから削除し、device の状態を確認してください。


62002

WARNING: group: free blocks are reduced

説明

グループ group の空きブロック数が減少しました。

対処

十分な容量を持つボリュームが作成できない可能性があります。必要に応じてコマンドを実行して状態を復旧してください。


62003

WARNING: another disk must be connected to group

説明

グループ group にもうひとつのディスクを接続する必要があります。

対処

もうひとつのディスクを接続してください。


62004

WARNING: object: copying not completed successfully

説明

等価性コピー処理が正常に完了しませんでした。

対処

ディスク障害が発生している可能性があります。GDS のログメッセージ、rsyslogd のメッセージなどをもとにして、原因を調査してください。


62005

WARNING: object: gave up wait for the completion of copying by a cancel request

説明

等価性コピー処理が途中でキャンセルされました。

対処

オブジェクト object の状態を確認してください。コピー中の状態であれば、対処は不要です。そうでなければ、必要に応じてコピーを再実行してください。
実行方法については、「付録B コマンドリファレンス」を参照してください。


62007

WARNING: group: no spare disk available

説明

グループ group には有効なスペアディスクがありません。

対処

必要に応じて、スペアディスクを定義してください。


62008

WARNING: object.volume: cannot attached due to in status status

説明

スライス object.volumestatus 状態であるため、組み込まれませんでした。

対処

スライスの状態を確認して、必要に応じて status 状態を解除してください。


62009

WARNING: volume: no need to resize volume

説明

ボリューム volume のサイズは、変更の必要がありませんでした。

対処

特に対処は必要ありません。


62010

WARNING: disk.volume: special file(s) not found

説明

スライス disk.volume に関する特殊ファイルが見つかりませんでした。

対処

特に対処は必要ありません。


62011

WARNING: node: node in stopped status 

説明

ノード node は停止中の状態です。

対処

特に対処は必要ありませんが、速やかにノードを起動することが望まれます。


62012

WARNING: node: node in abnormal status

説明

ノード node は故障中の状態です。

対処

特に対処は必要ありませんが、速やかにノードを復旧させて正常に起動することが望まれます。


62013

WARNING: object: already in status status

説明

オブジェクト object はすでに status 状態です。

対処

特に対処は必要ありません。


62014

WARNING: disk : device : write error, errno=errno

説明

物理ディスク device でライトエラーが発生しました。

対処

device が、スイッチグループに接続する書込み不可状態のディスクである場合は、対処不要です。その他の場合は、device を交換可能な状態にし、device の状態を確認してください。


62015

WARNING: disk : device : node : write error, errno=errno 

説明

ノード node 上の物理ディスク device でライトエラーが発生しました。

対処

device が、スイッチグループに接続する書込み不可状態のディスクである場合は、対処不要です。その他の場合は、device を交換可能な状態にし、device の状態を確認してください。


62016

WARNING: object: no need to update attribute value

説明

オブジェクト object の属性は、変更の必要がありませんでした。

対処

特に対処は必要ありません。


62017

WARNING: pslice: entry in /etc/fstab not updated, unsupported file system type fstype

説明

fstype は sdxroot コマンドがサポートしていないファイルシステムタイプであるため、物理スライス pslice に関する /etc/fstab ファイルのエントリは更新されませんでした。

対処

必要に応じて /etc/fstab ファイルの修正またはファイルシステム構成の変更を行ってください。


62018

WARNING: correct /etc/fstab and file system configuration before rebooting, or system may not be booted

説明

/etc/fstab ファイルに不当なエントリが含まれています。システムの起動に必要な / (ルート), /usr, /var などのファイルシステムのエントリが不当な場合、リブートするとシステムが起動できなくなります。

対処

本メッセージの直前に出力された GDS の WARNING メッセージを参照して、/etc/fstab ファイルの不当なエントリを特定してください。システムをリブートする前に、必要に応じて /etc/fstab ファイルおよびファイルシステム構成を修正してください。


62019

WARNING: volume: entry in /etc/fstab not updated, unsupported file system type fstype

説明

ファイルシステムタイプ fstype はサポートしていないため、ボリューム volume に関する /etc/fstab ファイルの行は更新されませんでした。

対処

必要に応じて、直接 /etc/fstab ファイルを編集してください。


62020

WARNING: ignored parameter param for EC

説明

EC 機能を使用してコピー処理を行うため、パラメタ param の指定を無視しました。


62021

WARNING: ignored parameter param for OPC

説明

OPC 機能を使用してコピー処理を行うため、パラメタ param の指定を無視しました。


62022

WARNING: ignored parameter param for TimeFinder

説明

TimeFinder を使用してコピー処理を行うため、パラメタ param の指定を無視しました。


62023

WARNING: ignored parameter param for SRDF

説明

SRDF を使用してコピー処理を行うため、パラメタ param の指定を無視しました。


62024

WARNING: proxy: no session

説明

プロキシ proxy とマスタの間には、コピー機能のセッションは存在しません。

対処

特に対処は必要ありません。


62025

WARNING: physical disk not found

説明

システム再起動後、一部の物理ディスクがOSから認識できなくなりました。

物理ディスクが認識できない場合、sdxinfo -Dコマンドの出力結果のDEVNAMフィールドにアスタリスク(*)が表示されます。

対処

認識できなくなった物理ディスクは、故障している可能性があります。故障の有無を確認してください。故障している場合、ディスク交換などにより復旧してから、再度コマンドを実行してください。


62026

WARNING: device: failed to delete partition table

説明

パーティションテーブルの削除に失敗しました。

対処

物理ディスク device が故障している可能性があります。

故障の有無を確認してください。

device が故障している場合、ディスク交換などにより復旧してください。

device が正常な場合、システムを再起動する前に device をクラスから削除してから、parted(8) コマンドなどを使用して device のパーティションをすべて削除してください。